ストーリーの設定によっては、だらだらと長期化するよりも、むしろ短期間や読み切りだけで終わらせた方が素晴らしい作品になるものもあります。今回はそんな作品を紹介します。

- 著者
- 柏木 ハルコ
- 出版日
- 2013-05-08
- 著者
- 羽海野チカ
- 出版日
- 2011-07-20
- 著者
- ヤマシタ トモコ
- 出版日
- 2010-07-09
- 著者
- 谷川 史子
- 出版日
- 2009-09-18
- 著者
- 渡辺 ペコ
- 出版日
- 2010-02-08
渡辺ペコのデビュー作を含む8作品を収録した短編集です。
何の変哲もない微妙な兄妹関係や、妻子ある男性を好きになってしまった恋心といった、登場人物たちの日常的な人間模様、そして様々な感情を描きだしたストーリーを収録しています。
ゆるっとしたタッチで描かれる女の子たちがとても可愛らしく、表紙などのカラーも淡い色合いが美しいです。これだけで惹きつけられてしまう女性も多いことでしょう。
登場する女性像が等身大でリアルな点もポイントです。大恋愛とかそんなものじゃない、いかにも漫画らしい劇的なハッピーエンドな結末ばかりでもない。登場人物のありのままの姿や感情、情景を描いているのです。
また、どうしても紙面で細かなことを伝えるには文字数が増える等、説明臭ささがでてしまうことが多いですが、渡辺ペコの作品は短編の短いストーリーの中でも、登場人物たちの感情が伝わってくる表現力があります。表情、ふとした瞬間の何気ない風景や背景から、雰囲気を感じさせてくれます。
初めて渡辺ペコの作品を読む方にもおすすめの1作です。
- 著者
- きら
- 出版日
- 2010-04-23
- 著者
- いがわ うみこ
- 出版日
- 2015-02-24
- 著者
- 穂積
- 出版日
- 2012-09-10
全て各話の中に仕掛けられた設定のおかげで短い話ながらも読みごたえがある一冊となっています。短編集は長さ上どうしても入り込めずに軽いものになってしまいがちですが、この6作は作者の個性とストーリーの高い完成度が際立ったものとなっている、読む価値のあるものばかりです。