漫画で音をどうやって表現するのですか?実際に音が聞こえないのに、漫画にしても面白くないのではないですか?なんて声が上がりますけど、そんなことはありません!漫画の表現方法は無限と言っていいくらいで、音楽漫画というジャンルでもアツい作品はいっぱいあります!

- 著者
- ハロルド 作石
- 出版日
- 2000-02-15
- 著者
- 石塚 真一
- 出版日
- 2013-11-29
- 著者
- 榎屋 克優
- 出版日
- 2010-10-19
- 著者
- アミュー
- 出版日
- 2012-11-02
本作は、高校の合唱部を舞台に繰り広げられる青春学園ストーリーです。
物語は、主人公の田辺きみが、どこからともなく聞こえる歌声に惹かれて合唱部の扉を開くところからスタートします。
部員わずか数名の合唱部は、存続の危機。廃部をまぬがれるため、合唱コンクール入賞を目指して奮闘するきみと、合唱部の仲間達との心の交流が描かれています。
- 著者
- 岩岡 ヒサエ
- 出版日
- 2008-03-31
弱小合唱部の個性的な面々が、練習を通じて上達し、コンクールに向けて気持ちを一つにしていく様子は、読者を感動させます。
もちろん全てが順調すすむわけではありません。衝突することや、練習場所の確保に奔走することなど小さな合唱部には問題もたくさんあります。苦難にぶつかるきみたちの、明るくひたむきに合唱に取り組む姿を見ていると、きっと応援したくなってしまうでしょう。一人ではなく、みんなで声を合わせることの楽しさや歌うことのよろこび、もどかしさなど、部活動に明け暮れた学生時代を懐かしく思い出す、まさに青春物語です。
さらに、やさしい先輩、パワフルな部長、思わぬ才能を見せる同級生といった合唱部の仲間たちとの恋、友情が織りなす心模様も見どころの一つですよ。
青春まっただなかの人にも、青春を懐かしむ年になった人にもおすすめしたい作品です。
- 著者
- 羅川真里茂
- 出版日
- 2010-10-15
本作はあることがきっかけで自身のピアノの音が聞こえなくなり、ピアノから遠ざかっていた中学生・有馬公生が、幼馴染の澤部椿を通じて、ヴァイオリニストの宮園かをりと知り合うところから始まります。
唯我独尊、暴力上等、性格最低と、かをりの第一印象は最悪でしたが、かをりの自由な演奏に魅了され、公生は憧れを抱くようになります。モノクロだった公生の日常は、かをりとの出逢いによってカラフルに色付いていき……。
- 著者
- 新川 直司
- 出版日
- 2011-09-16
この物語はどこにでもいる少年少女のお話です。確かに演奏者として秀でている彼らですが、当たり前のことで喜び、当たり前のことで悲しみ、そして、当たり前のように恋をする普通の少年少女になります。
もちろん、物語ですので、彼らには多くの苦悩が待ち構えており、時には挫折し、前へ進むことが出来ないことも多いです。しかし、彼らには支えてくれる人達がいます。
自分が立ち止まった際は手を差し伸べてくれる仲間、背中を押してくれる大人、自分がそこに来るのを待ってくれているライバル、多くの人たちの支えによって彼らは、前へと進んで行きます。
支えてくれた想いを、音楽を通じて伝えていく少年少女の物語を、ぜひこの機会に一度読んでみて下さい。きっと彼らと会えてよかったと感じることでしょう。
物語の舞台は1960年代の長崎県佐世保市。主人公の西見薫は父親の仕事の都合で親戚の家に居候することになりました。佐世保東高校への転校初日、薫はクラスで不良と恐れられている・川渕千太郎と出会います。
ある日、千太郎に自身が弾いた曲はジャズではないと挑発される薫は、対抗心を燃やし、猛練習する内にジャズに魅了されていきます。ジャズを通して薫と千太郎は友情を深めていく姿に目が離せません。
- 著者
- 小玉 ユキ
- 出版日
- 2008-04-25
本作の魅力は薫と千太郎の喧嘩です。喧嘩と言うと物騒な響きに聞こえますが、本作はお互いに本音を語り合う喧嘩、ジャズでのセッション(演奏者が集まって演奏すること)です。普段は建前や気持ちが邪魔をして、なかなか本音を言い出せない薫と千太郎ですが音楽を通じることで自分達の想いを全力で伝えていきます。
もちろん、本音には良いものばかりではありません。相手に対する不満なども伝えていき、それがきっかけで本当の喧嘩になることだって少なくありません。しかし、最後はまた喧嘩(セッション)して笑顔で仲直りし、お互いの理解を深めていく薫と千太郎。ふたりの音楽を通じた喧嘩を是非、堪能して下さい。
千秋真一はピアノ科に所属しながらも指揮者を目指すエリート音大生です。容姿端麗、頭脳明晰と、絵に描いたような美男子ですが、将来に行き詰まり、思い悩む日々を送っていました。
将来のことで悩み、ヤケ酒を飲んでしまい、自宅の目の前で寝てしまう千秋。目が覚めるとゴミ、虫、悪臭の満ちる部屋で、美しいピアノソナタを奏でる女性・野田恵(以下、のだめ)と出会うというところから物語が始まります。
- 著者
- 二ノ宮 知子
- 出版日
- 2002-01-08
のだめは基本的におバカで、自分の気持ちを千秋に素直に伝えます。しかし、勘違いしないで下さい。おバカだから気持ちを素直に伝えられるわけではありません。
確かに、のだめは素直な気持ちを語ります。しかしながら、全ての気持ちを語れるわけではありません。のだめにはのだめなりの苦悩があります。
いえ、本作は色々な登場人物が様々な苦悩を抱えています。色々な悩みを抱えながらも、音楽の道を志していく若者たちの物語です。最後まで彼女らの勇姿を見守ってあげて下さい。
自身の不器用さにコンプレックスを抱く須江麻子と、幼馴染の緒方季晋は同じピアノ教室に通う仲で、いつも一緒に行動していました。
小学6年生の頃、季晋は西ドイツへ留学し、二人は離れ離れになるが、あることがきっかけで高校生の時に季晋と再会します。ずっと季晋に会いたかった愛子ですが、季晋はそれを拒絶、お互いの仲に深い溝が出来てしまい……。
- 著者
- くらもち ふさこ
- 出版日
本作の最大の魅力は不器用ながらも前に進む麻子のキャラクターでしょう。麻子は不器用だから勘違し、から回って失敗することも少なくなりません。
時には大きな失敗をしてしまい、塞ぎ込んでしまう麻子ですが、最後まで足掻き続ける麻子の姿に、凍っていた季晋の心は愛子の頑張る姿によって溶かされていきます。
きっと、麻子の足掻く姿は、見る人によっては醜く映ると思います。それでも、その醜さがあってこそ、その先は美しいと思えるはずです。
本作の主人公・一之瀬海(以下、カイ)は森の端という歓楽街に生まれ、小学5年の時に風俗の雑用係やホステスの客引きなどを強いられていました。そんな彼が唯一心を癒せていたのが、自宅の近くにある森の中にあるピアノを弾くことです。
小学5年生の時、カイは生涯のライバルである雨宮修平と出会います。修平と出会ったばかりの頃は森の中のピアノを弾くことが自分にとって一番楽しいことだと考えていましたが、阿字野草介(当時、カイの通う小学校の音楽教師でしたが、実は世界的に有名な元ピアニスト)に才能を見出され、成り行きでコンクールに出場することになり……。
- 著者
- 一色 まこと
- 出版日
- 2005-04-14
カイを支える周囲に温かさが何よりも本作の魅力です。カイは歓楽街に生まれ、娼婦の息子の為、社会的に後ろ指を指される存在でした。それでも、カイは自身の心境を恨みもせず、前だけを見て歩いてきました。
小学生のカイには限界があり、いつ谷底に落ちても仕方がない状況でしたが、多くの人がカイに手を差し伸べてくれたのです。
母親、友人、師、多くの人がカイに手を差し伸べてくれたからこそ、カイは音楽を通じて多くの人に特別な何かを残すことができるのです。この作品を読んだら、貴方の心にも特別な何かが残るかもしれません。
杉井光の原作による『さよならピアノソナタ』を、赤坂アカがコミカライズしたのが本作です。
音楽評論家の父を持ち、機械いじりが趣味という主人公の桧川直巳は、廃材置き場でパーツを選んでいるとき、若き天才ピアニストの蛯沢真冬に出会いました。
2人の出会いをきっかけに、淡い恋の物語は始まっていきます。
- 著者
- 杉井光
- 出版日
- 2011-07-27
直巳の通う学校に、転校生としてやってくる真冬ですが、彼女は人を寄せつけずに1人で空き教室に籠って、なぜかエレキギターを弾いてばかりいます。
真冬に占拠されてしまった空き教室を愛用していた直巳は、真冬を音楽で「ぶっとばす」ことによって奪還しようと目論むのですが……。
2人のささやかな交流に、先輩や幼馴染なども関わり、いつしかバンド活動を始め、2人の距離も縮まってゆくのですが、真冬はある秘密を隠しているのでした。
直巳と真冬、2人ほのかな恋模様に切なくなったりキュンとしたりできる珠玉のラブストーリーです。音楽に打ち込む青春時代のバイオグラフィをぜひ堪能してください。
普段、自身の想いを溜め込んでしまう方、人と関わりたいけど、苦手だと感じている方には共感出来る作品となっていると思います。ぜひ、この機会に読んでみて下さい。