「BLって男同士で感情移入しにくいし、エロ重視でしょ?興味わかないなぁ」なんて方も多いのではないでしょうか。そんな方にも自信を持ってオススメする、それだけじゃない「深いい」BLをご紹介します!

- 著者
- 中村 明日美子
- 出版日
- 2008-02-15
- 著者
- 朝田 ねむい
- 出版日
- 2015-12-25
- 著者
- Guilt|Pleasure
- 出版日
- 2012-09-10
- 著者
- 毛魂一直線
- 出版日
- 2014-11-30
- 著者
- ねむりコム
- 出版日
- 2015-05-15
主人公の嶋は前の会社にいた時、ゲイであることが原因でいじめを受けていました。そのトラウマから人を好きになることに憶病になっていた彼。そんな時転職先で出会ったのが課長の外川でした。外川は暗く無愛想な嶋を何かと気にかけ可愛がってくれます。そんな外川に嶋も心を開いていき、恋心を抱くようになるのです。
勢いで関係を持ってしまった彼らですが、男同士で愛し合うことの難しさを知ります。実は外川にも過去のトラウマがあり、その影響で家族に強い憧れを抱いていました。そのことで嶋にはふたりでいる未来が見えなくなってしまうのです。
- 著者
- ヨネダ コウ
- 出版日
- 2008-09-01
この作品では、同性であるからこその苦悩や葛藤と戦う姿が包み隠さず描かれています。同性愛の美しい面ばかりを切り取った漫画とは違い、リアルに世の中の仕組みを考えさせられる作品です。キャラクターたちがこの社会で自分たちの価値をどう見出していくか模索する姿に強く胸を打たれます。
特に胸を打たれる場面は、外川が転勤になり、嶋が別れを意識し始めたシーンです。
「どうして俺は男なんだろう。不毛だと知りながら、どうして恋をするのだろう。
(『どうしても触れたくない』より引用)
元々は異性愛者であり、子供が好きで家庭に憧れる外川。嶋はそこに自分がいたら外川の夢は叶わないと、外川の転勤を機に身を引こうとするのです。しかし外川の方は別れるつもりはなく、ふたりの意見がぶつかり合って同性愛の問題点が浮き彫りになります。自分に子供は産めない、そんな自分と付き合っているなんて無駄な時間だと悲観的に考える嶋の姿は心が痛められる場面です。
『どうしても触れたくない』は同性カップルの在り方を見つめ直すきっかけになるのではないでしょうか。結末も余韻を残す終わり方で、読み終わってしばらくはこの物語の世界から出てこられなくなります。それほど胸に刺さる作品なので普通のBLに飽きてしまったという方におすすめしたい作品です。
いかがでしたか?確かにBL漫画というとなかなか手を出しづらく未だ偏見も残っているジャンルだとは思います。しかし、他の漫画と同じくメッセージ性に優れた作品も多くあるのです。
今回は特にオススメする6作品を挙げさせていただきました。これを機に普段読んだことのない方でもBL漫画というジャンルに興味を持っていただけたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございます!