介護もドロ沼も嫁姑紛争も!『スナックさいばら』
女が3人そろえば姦しい!悩みも愚痴も話せばすっきりできるのが女性ですよね。それでも人には言えないようなディープな話題や口に出すのははばかるような感情はあるもの。そんな処分に困ったご不用品をお持ちの方はスナックさいばらにお越しください!
- 著者
- 西原 理恵子
- 出版日
- 2016-09-22
おせっかいで図々しいんだけど、明るい強気なパワーがある人。面倒くさいと思いながらも笑ってしまう、そんなおばさんがあなたのまわりにも1人はいませんか?現実ではやっぱり面倒くさいとなるものですが、この本はそんなBBA力のいいとこどりをしたものなのです。
貫禄のあるママが「あ~そういうのあるよねぇ」と共感しながら西原節をつけてちょちょいっと気持ちのいい切れ味でまとめてくれます。人生いろいろ女道を歩く女性も、ついてこれる?男性の方も今日はここで飲んで吐きましょう!
どうしてお金を稼ぐの?『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
「中学生以上すべての人へ」の人生入門である「よりみちパン!セ」シリーズの西原理恵子編、自伝エッセイです。対象は「中学生以上」とされていますが、お金に困っていたり、最近働く意味を模索し始めたり、はたまた人に言えないお金の稼ぎ方をしてたり、そういう大人になってしまった人たちに染みてくる作品です。
- 著者
- 西原 理恵子
- 出版日
- 2011-06-23
「生まれて初めて触ったお金には、魚のウロコや血がついていたのを覚えている」という西原の原体験から始まり、お金のせいで味わった家族を取り囲む苦労や心労、お金を稼いでから得た自由についてつづっています。
彼女が描く幼少期の記憶はいつも底辺の社会に漂う切なさを伴っています。ネグレクトという言葉もなかった時代の家や子供たちの荒廃感、暴力や借金など同じような病から抜け出せない家族…そんな荒れた田舎町の様子に西原は子供のころから孤独感や怒りを感じています。皮肉ですがそこに彼女の生きる原動力を感じます。自分の力で生きていくということをお金という切り口で描いた、ためになる人生サンプルです。
西原理恵子による高齢ラブコメ『ダーリンは70歳』
これは50歳と70歳のラブラブバカップルのお話です。お相手はご存知高須クリニックの医院長高須克也です。この2人の最強タッグが組まれた作品。もちろん西原流過激下ネタも出てきて、ジジイババアのそんなの見たくない!という人もいるかもしれませんが、そんな考えを圧倒するくらいの面白さがあります。
- 著者
- 西原 理恵子
- 出版日
- 2016-01-20
2人が意識しあうようになったのは西原がホテルで鬱状態の高須を見舞いに行った時のこと。服を脱いでベッドに寝そべる高須の手を西原がそっととります。
「そんなつもりはないっ」と手を振り払われた西原は、「やらせろ 殺すぞゴラァ!!」と本気の蹴りをお見舞いし、逃げ惑う高須を追い回します…。面白すぎます。
行き違うことの多い2人ですが、そこは大人の恋愛。相手を思いやり、理解しあおうとコミュニケーションをとります。「私たちは70歳と50歳で、時間がないから手をつなぐ」そんな過激ででも愛に溢れた高齢ラブコメ。スケールの大きすぎる2人のデートにも注目です。