あたらしいひふ
やっと秋の涼しさが感じられるようになった今日この頃。10月末には東京ファッションウィークの開催、11月には「洋服記念日」「いい服の日」など、衣服に関するイベントや記念日が立て続けにあり、お洒落好きな人からは「秋服が一番可愛くて楽しめる」とよく聞きます。でも、全員が全員、お洒落が得意というわけではありません。中にはお洒落が苦痛、という人もいるでしょう。なんでそう思うのか、その原因が分かればちょっと気がラクになるかもしれません。今回は、衣服や身なりについて考える漫画を3作品ご紹介します。

この作品の中でぽっちゃり体型の主人公【のこ】が頻繁に思うことは、「痩せている=綺麗=幸せ」という図式です。付き合って8年になる彼氏【斉藤くん】の浮気の決定的なシーンに出くわし、挙句の果てに仕事のミスの濡れ衣を着せられた彼女は全てを失ってしまいます。元々食べることでストレスを発散しているタイプの彼女でしたが、「痩せていればこんなことにはならなかった!」とダイエットを決意し、見事にダイエットに成功しますが…。
- 著者
- 安野 モヨコ
- 出版日
- 2002-07-08
4人のタイプの異なる女性たちが主人公の、オムニバス形式のお話です。もしかしたら、登場人物の誰かしらに自分が重なるかもしれません。自分にないものを持つ人を羨んだり、身を守るためにやっていることが、他の誰かからすると逆に羨ましがられたり、魅力的に映ることがあります。まさしく「隣の芝生は青い」です。あたらしいひふ
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祖母から受け継いだ小さな店でオーダーメイドの服を作っている主人公【市江】は、一から作ることもあれば、すでにあるものをお直しすることもあります。「コンプレックスだらけで、それでも少しでもきれいに見せようって一生懸命」であるお客さんたちを、「とても健気で、愛しい人たちだわ」と語り、その人のためだけの一着を提供します。着る人の顔が見えて初めてその人に合ったものを生み出すのは、昔では当たり前の過程でした。前述したように、今では既製服のほうが主流で、いわば服が主張したい価値(デザインやサイズなど)に自分を合わせるようになっているわけです。
- 著者
- 池辺 葵
- 出版日
- 2011-03-11
お洒落ってびっくりするほど気合が必要なものです。でも、自分ならではのお洒落の仕方が分かれば、きっと楽しめるものだと思います。心構え、といったら大袈裟ですが、漫画からお洒落について学んでみては?