タコス! サボテン! テキーラ! そしてルチャリブレ! 3週間のメキシコ遠征から帰ってきました。メキシコ人にとってルチャリブレ(プロレス)は国技と言って良いほど身近なものです。地上波でも毎週放送されているため、日本でお相撲さんが縁起の良い存在として丁重に扱われるのと同じように、ルチャドール(プロレスラー)は街で一目置かれます。道行く人に写真やサインをねだられたり、頼んでないビールがどっかの席から届いたり、タコスを1つサービスしてくれたり(笑)……実際、結構チヤホヤされます。

メキシコシティにできた日本人宿「ペンションアミーゴ」での日々を描いた本。今回の遠征で私が宿泊していたところも同じような日本人宿で、会社を辞めて南米を一人旅中の女性や世界一周旅行している最中のカップル、メキシコで仕事をしている男性、語学留学しにきた学生……まさに、人生の交差点そのものであった。
- 著者
- ["大倉 直", "稲垣 徳文"]
- 出版日
旅行ガイドブックを読むことが好きな人がいる。ただ眺めるだけで楽しいらしい。理由を聞けば「そこに行った気分になれるから」という。私はそうは思わない。知らない土地の地図を見ても頭に入ってこないから、紹介されている綺麗な風景の写真を見てもワクワクしないのだ。逆に、行ったことがある土地のガイドブックを見るのは、たまらなく好きだ。
- 著者
- 地球の歩き方編集室
- 出版日
- 2014-09-06
搭乗手続きを済ませ、出国ゲートをくぐるまでの時間、空港内をウロウロしていると、いつの間にか本屋さんに入っている。実用性を謳った数多くの語学本が並んでいるが、間違いなくこの本をオススメしたい。
- 著者
- コララテ
- 出版日
- 2002-04-06
私がカナダに住み始めた初日。アパートの目の前にはドーナツショップだけが一軒あり、コーヒーを注文しようとした。すると店員の女性は、まるで私をグロテスクな昆虫を見るかのように怪訝そうな表情を浮かべ、私の精一杯の「カーフィ」という発音を聞き取ろうという素振りすら見せなかった。いま考えると明らかな人種差別だったと思う。「コーヒー一杯すら頼めないのか、俺は」。プロレスラーである前に人間として完全否定された気分だった。だから、この本にある“私が旅という学校で学んだのは、自分は無力だということ”という記述には、スッと気持ちが楽になった。まさにその通りだと思う。
- 著者
- 沢木 耕太郎
- 出版日
- 2011-04-26