『食戟のソーマ』はネタだけでない面白さ!
- 著者
- 附田 祐斗
- 出版日
- 2013-04-04
料理漫画に堂々とエロを持ち込み、独特のネタにまで仕上げた『食戟のソーマ』。ネタの面白さにかき消されがちですが、本作は意外にも王道の楽しさを持っている作品です。
今まで様々な料理対決漫画はありましたが、本作はファンタジーのような設定が他とは少し異なります。
日本の料理界を取り仕切る薙切仙左衛門が総帥として営む遠月学園。そこでは「食戟」という生徒同士の死闘があったり、優秀な生徒だけが参加できる選抜トーナメントがあったりと、読者を楽しませる戦いが繰り広げられます。
さらに総帥直下の組織である「十傑」という料理の最強集団がおり、その戦いを派手に盛り上げていくのです。こんなバトル漫画の波乱の展開も魅力のひとつなのです。
そして主役の創真がとても主人公らしい!彼は大衆料理が得意で、特に何か特別な能力を持っている訳ではないのですが、とにかく熱い。普段はマイペースでとらえどころのない性格なのですが、勝負の時や周囲の人間がピンチに陥った時にはヒーローとしてその場を圧倒するのです。
今回はそんなネタだけでない『食戟のソーマ』の魅力を紹介します!
リアクションの過剰エロ演出が最高!
『食戟のソーマ』の魅力は何はなくともまず食べた後のリアクションシーン。最初はただ見慣れない変なものとしか思えないかもしれませんが、読めば読むほどそのシーンを待ちわびてしまうようなお家芸にまで発展していくのです。
まず開始11ページ目でこれ。
出典:『食戟のソーマ』1巻
料理漫画で触手。新しすぎます。そして服がはだけ、パンツまでしっかりと見えるあざとさ。素晴らしいです。
ふざけてるとしか思えませんが、となりの真面目な言葉との温度差に戸惑ってしまいます。ちなみに『食戟のソーマ』はバカ話から生まれた作品だそうで、分かりやすいエロシーンなのに明るい雰囲気があることも魅力です。
美味しくてもまずくても何かしらこういうシーンがあるのですから油断なりません。そしてそのシーンを見逃すまじと思っていると邪魔が入ることもあります。