土方の魅力2:恋愛に不器用【ネタバレ注意】
沖田の姉であるミツバと真選組結成前から思いを通わせていた土方。しかし両思いではあるものの、命の危険と隣り合わせの暮らしをしている彼は彼女にもっとふさわしい相手がいるからと身を引いていました。
土方の上京が決まった時に勇気を出して「ついていきたい」と告白するミツバでしたが、やはり土方は彼女を突き放します。もちろん自分以外の男と幸せになってほしいからこそ冷たい言葉をかけたのです。
ところがある日真選組として処罰することになった相手はミツバの婚約者。彼女の余命がもう短いことを知っている沖田は、少し様子を見て彼女が息をひきとるまではその人をいい婚約者のままでいさせてほしいと願いますが土方は耳を貸さず、その男を捕らえる算段を話し続けます。
その頃、ミツバの容態は悪化。土方はこんな時に沖田を連れて姉の婚約者を捕まえるなど可哀想すぎるからやめてあげてほしいと隊員に言われますが、自分の婚約者が死にかけているという時でさえ裏商売をやめようとしない男に怒りをあらわにし、計画を続行します。
そしていざその現場に足を踏み入れるとその婚約者の男は最低な性格で、真選組の後ろ盾を手に入れるためにミツバと婚約したこと、そのための道具としては愛していたことを悪びれもせずに言い放ちます。それに対して土方はこう返すのです。
「外道とは言わねぇよ 俺も似たようなひでー事腐る程やってきた(中略)
俺ァただ…
惚れた女にゃ、幸せになってほしいだけだ」
そう言って後から来た隊員たちと一気に彼らを制圧します。
そして息を引きとるミツバ。土方はその場にはいませんでしたが、屋上で辛いせんべいを食べて涙を流します。
本人には伝えないものの、相手をまっすぐに思う気持ちの強い土方。それ以来恋をする様子もなく、不器用で一途な想いを抱えたまま生きてるであろう人物です。
土方の魅力3:マヨネーズとタバコがあれば生きていける?
土方は極度のマヨラー。そしてタバコ中毒です。あらゆる料理に本体が見えないほどのマヨネーズをかけ、タバコを吸える場所がないときは宇宙まで足を伸ばします。すべてにおいて桁違いです。
特にマヨネーズ愛は尋常でなく、焼きそばという普通に合いそうなものから、お茶漬け、かけそばなどのあっさり系の料理にもマヨネーズをてんこ盛りにしてかけ、それも足りないとぼやきます。
中でも大好物が「土方スペシャル」。普段は何にでも満足するくらいのマヨネーズをかけることをそう呼ぶのですが、究極の土方スペシャルはただ白米と合わせるだけ。どんぶりご飯に3、4倍ほどのマヨネーズをかけて食べるというもので、周囲からは「犬のメシ」と呼ばれています。しかし想像がつく通り、犬からも嫌がられてしまううのです。
マヨネーズにタバコという、どちらもとても体に悪そうなものを好んで食べる土方。それでもあんなにかっこいい体を維持できるということは真選組は本当に大変なのでしょう……。
土方の魅力4:問題有りの上司と部下に挟まれて超フォロー上手!
フォロ方十四フォロー。
このフォロー要素でしかできていないようなあだ名をつけられたのは銀さんたちが新八という青年の文通相手・うららへの返事を考えている時でした。
新八ではなくイケメンの沖田を新八であるかのように仕立てたり、下ネタに走ったりと迷走する銀さんに、ギャルゲーでは人気者だけど現実となるとモテない近藤と、まったく頼りにならない面々。
そんな時にやってきたのが土方です。近藤と沖田に挟まれながら真選組を統一する彼が一度新八の代わりに筆をとると、そこには素晴らしい文面が生まれていきます。
落ち込んでいるうららを突き放すように見せかけてしっかりとフォロー、彼女の姉・きららのことまでフォロー、最後に新八に合わせた内容に修正して彼をフォロー。
「完璧……完璧だ……!!これが、フォロ方十四フォロー!!」
団体行動で培われたフォロー力は並ではありません。これぞフォロ方十四フォローの実力なのです。
悲しい過去を抱えながらも今を楽しく生きようとする優しい土方。生き様を背中で語るような男です。