人付き合いの苦手な天才書道家の半田清舟と、人懐っこい元気な少女の琴石なる。年齢も性格もまるで違う2人が、五島の豊かな自然と人々に接して送る、スローライフな日々。そんな毎日が、半田を人間としても書道家としても成長させていきます。

2008年に「ガンガンパワード」で連載が始まったハートフル田舎日常コメディ『ばらかもん』。2013年に「月刊少年ガンガン」で連載され始めた学園ギャグコメディ『はんだくん』。意外と知られていないのですが、この毛色の違う2作には深い関係があります。
- 著者
- ヨシノ サツキ
- 出版日
- 2009-07-22
有名な書道家を父に持ち、自身も新進気鋭の書道家として期待される半田清舟。彼はある日、栄華賞受賞パーティで書道展示館館長に自作を酷評されたことに腹を立て、思わず館長を殴ってしまいます。半田の父、清明(せいめい)は謹慎と自分を見つめ直す機会として、彼を東京から遠く離れた長崎の五島へと送り込みました。
- 著者
- ヨシノ サツキ
- 出版日
- 2010-02-22
弱冠23歳の若き気鋭の書道家、半田清舟。本名を半田清と言い、同じく書道家の半田清明の息子で、書道家元の後継ぎです。高校生の頃からその腕前には一目置かれており、本人も自信の実力、家柄にかかるプレッシャーを自覚しつつ、書道に専念してきました。
- 著者
- ヨシノサツキ
- 出版日
- 2014-09-22
琴石なるは本作のもう1人の主人公。五島の住民で、7歳の女子小学生です。常にTシャツ短パンで野山を駆けまわる野生児のような少女。性格は朗らかで自由奔放、自然を知らない都会っ子の半田とは対称的です。
- 著者
- ヨシノ サツキ
- 出版日
- 2011-05-21
人嫌い、人付き合いが苦手な半田の数少ない友人、川藤鷹生。書家という職業柄、真面目で硬派な見た目の半田とは正反対で、タトゥーを入れたチャラい青年。やや強面な外見とは異なって、その内面は社交的で面倒見の良い人格者でもあります。
- 著者
- ヨシノ サツキ
- 出版日
- 2010-10-22
東京時代には固定観念に囚われ、教科書通りの「書」を行っていた半田。島の生活、五島の人々が彼の情緒を大きく変化させました。綺麗で整っていても、心に響かない字を書いていた半田は、ついに人の心を動かす境地に辿り着きます。そして半田の血筋、周囲の期待に縛られていた彼は、そこでようやく己の目標を見出しました。
- 著者
- ヨシノサツキ
- 出版日
- 2017-06-12
いかがでしたか? 豊かな自然と心地良い人々の交流。田舎暮らしに憧れてしまいますね。実際には田舎も不便が多いのでしょうけど、それ以上に得られる貴重な経験があるのではないでしょうか。本作を読むとそういう気持ちにさせられます。