二つ名にセンス溢れる!
本作でもうひとつ双璧をなす魅力のひとつは、キャラたちの二つ名。主人公のふたりは案外普通です。池上火祭(いけがみひまつり)は「喧嘩天才伝説」、矢澤荒野は「喧嘩バカ一代」。普通というよりむしろ野暮ったさすら感じられてしまうかもしれません。
主人公以外の二つ名が人気の本作。池上と矢澤よりも人気かもしれないキャラクター・比嘉忠市の二つ名は「カミソリ・ピカチュー」。可愛い名前ですが、ピカチューはなかなか魅せる展開を見せ、熱い男気を感じさせます。
また、本名がすでに暴走族のキャッチコピーのような座羅月龍頭(ざらづきりゅうと)。彼の二つ名は「関東平野の悪い夢」。範囲が狭いような、どこか平和な雰囲気が漂っているような気がしますが、かっこいいです。
この他にも「走り出したらもう止まらない違反切符10枚綴りのノーチン」というごろの悪いものや、「東京NO.1パンチパーマ」という床屋の宣伝のようなもの、「渋谷の癒し系タコ殴り坊主」という全く想像のつかないものまで様々。
笑わせにきているのではないかと思うような二つ名が『TWO突風!』には数多く登場するのです。
キャラ設定がやばいww
本作はキャラ設定もぶっ飛んでいます。まず主人公が敵に容赦ありません。ふたりで100人の敵を相手にすることもある強さなのですが、そのやりようはこれ完全に相手死んでるだろ、というもの。
しかもふたりはすでに再起不能な敵を無言で鉄パイプや金属バットで殴り続けるのです。完全にイかれてます。
その他にも敵キャラもキャラの濃さが優秀。シベリア犬とリスしか殺したことないという、二つ名「シベリアン犬殺し」の山本山昇や、喧嘩偏差値が72あるという、常人にはどれくらいすごいのかあまり想像がつかない梵葉豪豪豪(ぼんばごうごうごう)。彼は名前も設定もすごいですね。
彼らのように一度聞いたら忘れられないキャラクターばかりが登場するのも本作の魅力です。
『TWO突風!』の最高さを作品でチェック!
- 著者
- 藤井 良樹
- 出版日
- 2003-08-07
心に残る名言に二つ名、キャラたちなどてんこ盛りの内容のヤンキー漫画『TWO突風!』。そのいい意味で「頭の悪い」魅力は作品でしか味わえません。ぜひ本編で実際の彼らの熱量の高さを感じてみてください。
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