カワイイは作れる! 3位『キラキラ100%』
品川みくは自分に自信のない女の子。ギャル系女子、ゆるふわ系女子などがクラスにいる中で、自分のことは「地味系女子」だと思っています。
好きな男の子もいますがもちろん告白なんてできません。しかし、ある日同じクラスの男子、祐天寺が皆の前でみくの好きな人を公表してしまいました!
- 著者
- 水沢 めぐみ
- 出版日
- 2003-12-15
片想い相手のクラスメイト、渋谷悠介もこれを聞いていました。慌てて否定しようとするみくでしたが、渋谷はまさかの笑顔。「明日一緒に帰ろう」とみくを誘います。
2人が付き合うことになって周りもびっくり!けれどやはり自信のないみくは、キスしようとしてきた渋谷を突き放し別れを告げてしまいました。
しかしそんなみくに救世主が!実は祐天寺の実家は美容室を経営していたのですが、そんな祐天寺からビューラーをもらったことがきっかけでみくはオシャレに目覚めます。祐天寺のアドバイスを聞きながらどんどん可愛くなっていくみく。自分に自信も持てるようになってきました。
努力のかいあって渋谷との仲も元通り!「オシャレ」に加えて「彼女力」も身につけたいと努力するみくの奮闘が描かれます。
実は、見た目は関係なくもともとみくに惹かれていた渋谷。でもやっぱり2人がうまくいくようになったのはみくが自分に自信を持てるようになったからです。「外見or内面」というのは難しいテーマですが、どちらも大切にするみくは見ていて本当にかわいいです!
その後も渋谷狙いの女子たちからのいやがらせや、祐天寺を頼るみくへの渋谷の嫉妬、みくのダイエット問題など、2人の関係とみくの「女磨き」が絡んだストーリーが展開していきます。
どんどん可愛くなっていくみくの姿は必見!「恋をするとキレイになる」を地でいくみくの姿を見ていると、恋もオシャレもがんばろうという気にさせてくれますよ!
お局女子のアフター5 2位『塔子さんには秘密がある』
36歳独身、会社ではお局様と化している四宮塔子。仕事をテキパキとこなし、同期の完司のアプローチを辛らつに交わす塔子は、とにかく定時にあがることが大事!
そんな塔子の秘密とは、仕事終わりのアフター5に隠されています。なんと塔子は、週に4日バレエ教室に通っていたのです。30代~50代の女性が踊る「おばちゃんバレエ」!
- 著者
- 水沢めぐみ
- 出版日
- 2014-08-08
自分は楽しくても、はたから見たら痛すぎる……そう感じている塔子は、もちろんバレエをやっていることは誰にも秘密です。
そしてもう1つ心に秘めている秘密が……。バリバリ仕事をする中、気になる男の子ができたのです。それはキャリアのある先輩でも気のおける同期でもなく、かわいらしくて明るい後輩、玲音でした。
玲音のくるくるとした巻き毛がかわいい、触れてみたいと思っています。しかしもちろんこれも秘密!でも玲音にもどうやら隠れた一面があって……。秘密を交えた2人の恋のゆくえに注目です!
水沢めぐみ作品では、純粋だったり臆病だったりとどことなく「可愛らしい」と思えるヒロインが多め。そんな中で塔子はバイタリティーに溢れ、「かっこいい女性」という雰囲気です。
仕事も趣味も恋愛もちゃんとこなしていくという塔子の姿には、大人女子も勇気づけられることでしょう。大人の女の本音が赤裸々につづられていたり、そんな中でも恋愛に戸惑っていたりとワクワク楽しみながらもほっこりできる作品。是非手にとって見てください!
水沢めぐみの代表作! 1位『姫ちゃんのリボン』
ヒロインはお転婆な女子、野々原姫子。元気で活発な中学一年生です。男子に混じっての野球やサッカーもお手の物。でも、憧れの先輩のために女の子らしくなりたいと思ってもいました。
そんなある日の夜、姫子の前に姫子とそっくりな顔の女の子、エリカが現れます。実はエリカは魔法の国のお姫様!姫子に頼みがあってやって来たというのです。
- 著者
- 水沢 めぐみ
- 出版日
王家を継ぐための修行として、1年間1人の人間を、つまり姫子を観察したいとのことでした。その代わり、他人の姿に変身できるという「魔法のリボン」を貸してくれると言うのです。
姫子はこれを承諾。さらに、お目付け役として姫子が赤ちゃんの頃から大切にしているライオンのぬいぐるみ「ポコ太」を動かせ、喋れるようにしてくれたので姫子は大喜び!
早速リボンを使ってみたものの、そのことがきっかけで姫子は失恋……。それでも姫子はめげず、思いっきり泣いてきっぱりと諦めます。その後、同級生の小林大地にリボンのことが知られてしまい、姫子の周りは一段と騒がしくなっていくのでした。
身の回りの事件をリボンを使って解決したり、逆にリボンを使って騒動を引き起こしたりのドタバタストーリー。そこに友情や恋愛要素が加わり、とにかく楽しく読める作品です。
魔法の国や魔法のアイテム、大好きなぬいぐるみと喋れるなどワクワクすることばかり。しかしその中にも姫子の葛藤や成長も丁寧に描かれていて読み応えが抜群です。
思い込みが激しく突っ走るタイプの姫子ですが、とにかく明るく愛嬌があり元気をくれます。さらに、徐々に気になる存在となっていく大地に対しても素直になれなかったり、かと思えば困ったときにはいつも大地を頼ったりと、恋心にとまどう姿もかわいい!
この大地というキャラクターがとにかくかっこいいんです。ときに親友のように、ときに兄妹のように、そしてときに恋人のように姫子の側にいてくれる大地という存在には女子の恋心がくすぐられること間違いなし。
ワクワク&ドキドキ&キュンキュンさせてくれる超オススメの一作です!