正統派戦記漫画『将国のアルタイル』の広大な世界観にハマる!
- 著者
- カトウ コトノ
- 出版日
- 2008-04-23
若干17歳という若さで将軍になった少年・マフムートが最初はぎこちなく、徐々に軍才を発揮していくという物語の『将国のアルタイル』。少年の成長譚と戦記漫画ならではの広大な世界観が楽しめる作品です。
腐った貴族政治が横行するバルトライン帝国とトルキエ将国との戦いを主に描く本作。マフムートが初めてその才能を見せ、帝国の陰謀を見破ったところから物語が始まるのですが、その活躍こそが大陸全土を巻き込んだルメリアナ大戦のきっかけとなるのです。
果たしてこの大きな時代の波に巻き込まれた少年はどう活躍していくのでしょうか?
主人公・マフムート「第三の道という選択はないのですか!?」
- 著者
- カトウ コトノ
- 出版日
- 2008-08-22
史上最年少17歳という若さで将軍に就任した主人公の少年・マフムート。幼い頃に戦争で母親を亡くしたことから戦いをしたくないという気持ちが強く、その理念を胸に戦っていきます。しかし論理的に物事を考える頭の回転が早いタイプですが、融通のきかないところが玉に傷です。
彼の名言は初めての将軍会議で発言から。頭が切れ、本質を見抜く力のある彼らしいものです。
しかしザガノスという当時ナンバーツーほどのポジションにあたる将軍にコテンパンにやられ、「問題が間違っているから間違っていると言って何が悪いんだ!?」と至極当然ながらも少々固いところも感じられるグチをこぼします。
まだ幼さが抜けないところがありつつも、ところどころで才能を感じさせる彼が成長していく様子は胸が熱くなるもの。広大な世界観にひけを取らないほどの存在感、言葉の力を持った主人公です。
冷酷でスマートな将軍・ザガノス「子供か君は?我々は子供の駄々につきあうほどヒマじゃない」
- 著者
- カトウ コトノ
- 出版日
- 2008-12-22
18歳から将軍を務め、のちにトルキエ最大の実権を握ることになるザガノス。彼は冷酷で恐ろしい一面もありますが、その頭のキレは折り紙付きです。
ザガノスの性格が現れているのが上記の名言。マフムートが初めて参加した将軍会議で彼をコテンパンにした議論からの抜粋です。
恐ろしく頭の回転が早い彼に理詰めされたら誰しもひとたまりもありません。しかも彼は大陸全土に密偵網を張っており、情報力も凄まじいものがあるのです。
主人公とはまた違った「静」の魅力を持つキャラクターです。