無表情な素人千石が初めて出会う感情
出典:『ブタイゼミ』1巻
千石はそもそも演技の素人でしたが、それ以前に、日常的に無表情な人間で、座長に「役者と一番縁のない人間だ」と言われてしまうレベルでした。
幼少期に、感情は無駄だという教育を受けていた千石は、表情を作る、感情を出す、ということができなくなっていたのです。
そんな千石に今日子は「大丈夫だよ 思い出せるから」と言います。
今日子とエチュード(アドリブの即興劇)をすることになった千石は、今日子に感情を引きずり出され……。
まだまだ謎が多い『ブタイゼミ』1巻!先物買いするなら今!
出典:『ブタイゼミ』1巻
泣いた記憶がないから泣くことができないという千石に、「最後に泣いた日を私は…知ってるんだ」と言うなど、以前から知り合いだったのではないかと思われるような発言をする今日子。
1巻では、具体的な過去のエピソードなどは明かされず、本当に以前から知り合いだったのかはわかりません。
まだまだ謎が多く、主人公が初舞台にすら立っていない状態ですが、演劇素人の千石が練習で予想外の演出を始めるなど、傑作演劇漫画『ガラスの仮面』を彷彿させるような面白さも発揮しつつある『ブタイゼミ』。おそらく2巻の発売は2017年の秋ごろになるかと思われますが、それまで待たずに1巻を読んで欲しい作品です。
熱い演劇漫画、青春漫画が読みたいという方、損はしないと思います。体中の血が熱くなる漫画体験を是非。
- 著者
- みかわ 絵子
- 出版日
- 2017-03-07