世の中には2種類の人がいます。「本を読む人」と「読まない人」です。しかしこの2種類の人々には共通点もあります。それは「本の読み方」について意識したことのある人はあまりいないということ。今回はそんな読書術が分かる5冊の本を集めました。

これから先やってくるのは成熟した正解のない世界。そんな世界を生き抜くために必要な「コミュニケーション力」「ロジック力」「シュミレーション力」などの力は読書によって培うことが出来ると藤原和博は言います。作者の今まで3000冊を読んだ読書経験を元に、実際に読書がどのように自身の人生の役に立ったのか、読書によってどんな力が身につくのかなどを解説してくれる点もこの本の大きな魅力だと言えるでしょう。
- 著者
- 藤原 和博
- 出版日
- 2015-09-30
作者は本を「非常に効き目が遅い」メディアであるという考えを語っています。本というのは速効性はないが、あとになって考えると「ちゃんと効果があったんだな」とわかる、じわじわと効いてくるものなのだと。その絶妙な例えは、本好きの読者の心にゆっくりと馴染んでくることでしょう。それがその通りだと知っているからです。
- 著者
- 岡崎 武志
- 出版日
- 2014-10-09
一般的には、本の内容をじっくり咀嚼するには時間をかけてゆっくり読み進めることが大事だという考えが根強いですが、本書での主張は全く反対です。様々なジャンルの本を速いスピードで大量に読む乱読こそセレンディピティを生み出す大きな助けになるのだといいます。正確に読むことだけを求めていてはいけない、本は風の如く読むのが良い、と目からウロコの発見に導いてくれる一冊だと言えるでしょう。
- 著者
- 外山 滋比古
- 出版日
- 2016-09-29
本書は読書レベルを①初級読書②点検読書③分析読書④シントピカル読書の4つの段階に分けています。この段階を踏んでいけば読書のレベルを上げて更に深い理解を得ることが出来るのです。さらに本を読む際の百科事典の使い方、小説、詩、戯曲の読み方、作者の主張に対してどのような姿勢で本を読んだら良いのかなど広い範囲で読書のテクニックを伝えています。
- 著者
- J・モーティマー・アドラー V・チャールズ・ドーレン
- 出版日
- 1997-10-09
本書の面白さは脳科学という切り口から読書の本質に迫っている点。読書をすることが脳科学ではどんな意味を持つのか、という知的好奇心をくすぐるトピックで読者の興味を集めます。さらに茂木健一郎の読書に対する思いや、彼が選ぶ厳選されたおすすめ本の紹介など、本書を読むだけで多くの知識や情報が得られる大満足の一冊になっています。
- 著者
- 茂木 健一郎
- 出版日
- 2015-06-24
いかがでしたか?今回は本をさらに楽しく読むための読書術に関する本をご紹介しました。ぜひ今回紹介した本を読んで、読書の時間を更に有意義な時間にしてください。