アスペルガー症候群、風俗店での仕事経験、バイセクシャルの公言などで注目を浴びる沖田×華の自伝漫画『蜃気楼家族』。彼女の波乱万丈な人生のルーツが描かれた作品です。今回本作の個性豊かな登場人物をご紹介!ネタバレを含みますのでご注意ください。

- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
- 2011-07-26
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
- 2013-03-29
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
酒に溺れる父に振り回される母。酔っ払っても潰れることがなく、ひたすらに酒を要求されます。
その悩みを近所の寿司屋のおばちゃんに聞いてもらったところ、どうやら「ビールに目薬を入れる」と良いのだとか。当時、目薬で眠くなるというウワサがあったのです。
非常に怪しい説ですが、とにかく言われた通りに試すしかない!とすぐ行動する母の姿をみていると、相当酔っ払いの夫にストレスを抱えていたのでしょう。
さっそく父にビールを渡す前に、数滴垂らしてみます。あまり効果がみられないようなので、次の日には丸々1本分……。結局父は相変わらずの状態で、困り果てた母は「効かないじゃない!」と文句を言いにいきます。
そこでおばちゃんに手渡されたものは、なにやら怪しげな薬で……。さて父の暴走を止めることはできたのでしょうか?
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
- 2011-07-26
飲んだくれの暴走父が大黒柱の家族ですから、子どもたちにも少なからず悪い影響があるのでしょう。沖田×華の弟は、万引きの常習犯になっていました。
近くのお店で手当たり次第、万引きしていく弟。万引きしたものは、友達に見せて安く売っていました。なかでもスーパーモーターが人気ということを知り、彼は転売ヤーとして悪事を働かせていくのです。
決して許される行為ではありませんが、幼いながらも商売っ気のあるところは父譲りなのでしょうか。
自分ではバレていないと思っていた弟。あるとき大型のおもちゃを盗もうとして店員に捕まってしまいます。絶対に父にバレたら殺される……!とビクビクしていたところ、迎えに来たのは鬼の形相の父で……。この後弟はどうなってしまうのか、2巻でご確認ください。何としても弟には改心してほしいですね。
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
- 2013-03-29
3巻では、沖田×華の高校生時代から語られています。彼女が高校2年生のとき、父はスナックの経営をはじめました。しかし、これが軌道に乗らず失敗。本業の中華料理屋の経営も危うくなってきます。
家庭を支えるため、母はバイトをはじめますが、疲労で入院してしまいます。それ以降も具合の悪い状態が続きました。そんななか、父は浮気に走ってしまいます。
元はと言えば、母が倒れたのも不安定な父が原因です。そんな父が他の女にうつつを抜かして、母の精神状態が悪化するのも無理はありません。
子どもたちも、学校にバイトと忙しい日々を送っているため、両親の争いごとには無関心。とうとう父は離婚を宣言してしまい……。沖田家はこのまま崩壊してしまうのでしょうか?
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
- 2014-10-22
3巻で父の浮気騒動がおこるなど、家族崩壊の危機にさらされてきた沖田家。4巻では、さらに父の暴走がヒートアップしています。
幼いころから万引き事件をおこす問題児の弟は、なにやら怪しげな業界に入ってしまいました。拉致された場所から脱走を試みますが……。
さらに看護師として働く沖田×華に、両親の離婚問題が降りかかってきてしまいます。まさかの迷惑料を自分が払わなくてはいけない事態に……?
全部、実話です。家族とは?と問いたくなるほど壮絶な家庭の状況が描かれています。この後、沖田×華は家族とどのように向き合っていくのでしょうか。
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日
- 2016-07-27
看護師になった沖田×華でしたが、その仕事を辞めて風俗嬢になりました。その時に、漫画に出会います。そこから漫画家を目指すようになったのです。
暴走する父は、大切に守ってきた中華料理屋をたたみ、行方をくらませてしまいます。弟も放浪気味だったと思いきや、突然現れて「金を貸してくれ」と言うように。バラバラになりながらも、弱く脆い繋がりで家族は健在していました。
ここまで自分の家族の話を包み隠さず描くことは、簡単ではなかったでしょう。身内の内容を載せたことによって、親戚から絶縁をせめられたこともあったようです。
信じられないほどの壮絶なエピソードがたっぷり描きこまれたコミックエッセイ。時に笑い、時に涙し、沖田家の人々を見守ってみてください。
- 著者
- 沖田 ×華
- 出版日