漫画は、ストーリーはもちろん、絵柄も読者を惹きつける要素のひとつ。特に少女漫画では、絵柄の他にも、ヒロインの性格なども重視されます。ここでは、絵が可愛いおすすめ恋愛漫画と、ヒロインを描くのが上手い少女漫画家を合わせてご紹介いたします。 スマホアプリで無料で読める作品もあるので気になった方はそちらもどうぞ。

- 著者
- 咲坂 伊緒
- 出版日
- 2011-04-13
双葉は本来、乙女チックな性格。高校で女子の友達はできましたが、うわべだけの付き合いや自分を偽る事へのモヤっとした気持ちを抱えていました。そんな中、思いがけず想い人と再会。田中から馬渕へと名字の変わった彼は、爽やかだった性格も、意地悪でクールに変わっていたのです。
高校生になり、女子から嫌われたくないという一心で女子力を低くしていた双葉。洸への恋をきっかけに、本来の自分を見せるようになります。本音を言えず、自分を偽っていた双葉の姿には、同年代の女子が共感できるでしょう。なかなか一歩が踏み出せないところもリアリティがあり、成長していく双葉に、元気や勇気を貰うことができます。
作者の咲坂伊緒は、『ストロボエッジ』や『思い、思われ、ふり、ふられ』などヒット作を連発している少女漫画家。純愛系のストーリーを得意とし、目の大きな絵柄が特徴です。登場するキャラクターのファッションや髪型にも注目が集まっており、オシャレさも人気のひとつ。咲坂作品の世界に憧れる女子が後を絶ちません。
恋に少し奥手で、うまく立ち回れないという思春期の少年少女の心理が、上手く表現されている本作。ぜひ、恋する双葉の奮闘を見守ってください。
『アオハライド』に関しては「漫画『アオハライド』最終回までの見所をネタバレ紹介!無料で読める!」で詳しく解説しています。
ひょんなことから虎や元クラスメイトの中城善、優しい性格の先輩、龍ケ江朝陽(たつがえあさひ)と同居することになったしま奈の、日常生活を描く本作。亡くなった母や新しい家族のことで悩むしま奈ですが、基本的には素直でポジティブな性格です。日々を前向きに生きる姿は、とても爽やか。読んでいて元気な気持ちになれます。
- 著者
- 高野 苺
- 出版日
- 2015-12-12
- 著者
- 森下 suu
- 出版日
- 2012-07-25
誰からもモテるため、人の視線がどこに向いているかを察することができるすいれん。そんな彼女のことを唯一見ていない硬派な性格の空手少年、川澄泰一に出会い、彼の事が気になって仕方がなくなります。自分に興味を抱かない泰一に、言葉を交わさずとも安らぎを感じていました。
ある日、女子にしつこく言い寄られていた泰一を助けたことにより、泰一のことが好きなのでは、と友人に指摘されたすいれんは、自分の気持ちについて考えるようになります。
恋愛漫画ではあるものの、スタートは遥か彼方、恋愛以前から始まるという物語。初恋の甘酸っぱさが存分に詰め込まれています。無口で純粋なすいれんと、女子と話すのが苦手という硬派な泰一の恋愛経験値が低すぎるため、恋を自覚していく過程も手探り状態。少しずつ気持ちを確かめあっていく姿が純粋で可愛らしく、2人の恋を応援したくなります。
森下suuは、ストーリー担当のマキロと作画担当のなちやんの2人のユニット。透明感のあるなちやんの絵に、ピュアなストーリーがマッチしています。キャラクターがしゃべらない、無言のコマを効果的に使用していますが、無口なすいれんの瞳は感情を雄弁に語っており、引き込まれていくのです。
恋に発展するまでの過程も、付き合い始めてからもとにかく可愛い本作。美少女が登場するのに一切嫌味は無く、つい応援したくなるピュアな恋物語です。女子もきっと好きになる、すいれんの透明感とピュアな魅力をお楽しみください。
『日々蝶々』に関しては「『日々蝶々』を最終回まで全巻ネタバレ!可愛すぎるすいれんの恋物語【無料】」で詳しく解説しています。
すずめと獅子尾、そしてイケメンながら女子が苦手な馬村大輝との三角関係で物語は進んでいきます。感情が表に出づらく、本能で生きている面もあるすずめ。マイペースで言動が女の子らしくないところが、魅力となっています。スカートが長いなど、野暮ったいところもありますが、化粧をして髪型を変えると可愛くなるため、自分を変えたいと考えている読者の目標になれるような存在でもあるでしょう。
- 著者
- やまもり 三香
- 出版日
- 2011-10-25
- 著者
- いくえみ 綾
- 出版日
- 2011-05-25
糸真と和央、そして弦の三角関係が描かれているわけではなく、和央には弦の姉、弓という想い人がおり、弦は女の子よりも和央のほうが大切という状況。主人公の親友である晴歌と弦が付き合うことになるため、恋愛が主題となる少女漫画において、糸真はヒロインなのに独りぼっちという衝撃的展開を迎えます。
だからといって、それを不満に思うわけでもなく、和央に惹かれていた自分自身の気持ちにけじめをつけようとする糸真。クラスの女子に無視されたときも、和央と弦に頼るわけでもなく、自分で解決しようとします。頼りすぎず、自立しようとする姿に読者は好印象を持てるでしょう。普通であるからこそ、一生懸命なところを見習わないと、という気分にさせてくれます。
多くの少女漫画を残してきたいくえみ綾の描くヒロインは、身近にいそうな存在。糸真のなかなか報われない恋はリアルで、そんなところにも共感してしまいます。絵柄は柔らかく、どこか大人びた雰囲気がおしゃれ。地に足ついたヒロインの奮闘は、元気を分けてくれますよ。
『プリンシパル』に関しては「漫画『プリンシパル』登場人物とストーリー全巻の魅力ネタバレ紹介【映画化】」で詳しく解説しています。
5人の漫画家と、5人のヒロイン。それぞれ個性的ですが、皆恋に一生懸命。女性読者は共感することも多いですし、男性読者は純粋に可愛い女の子として作品を楽しむことができます。ヒロインと絵柄で少女漫画を選ぶのもありです。ぜひ好みの作品を探してみてください。