在家の仏教徒である維摩の物語には、学ぶべき教えが多くあります。知恵者達との論戦に始まり、果てはブッダとの対話を通じて、仏教の神髄を論じる書物である維摩経。ここではその魅力をご紹介します。

本書の中で、維魔は病気をしています。そして、そのお見舞いをするため、ブッタの高弟たちが維魔の元を訪問。そこにおいて、維魔による仏徒との対話が始まります。
- 著者
- 出版日
世の中の本性が空である場合、そこからは何も出る事もなく、そこへ入る事もなく、行く事も行かない事もありません。そして、文字の本性も空であると捉えれば、文字を離れて解脱があるわけではない、という点がここで抑えておくべきポイントだと言えるでしょう。
- 著者
- 鈴木 大拙
- 出版日
講話という名前の通り、維摩経に基づいて仏教を論じるのが本書。原文だけの本からは得られないような教えを、平易な言葉で説明してくれる良書です。様々な例をまじえながら進むので、維摩経の分かりやすい解説本を読みたい人におすすめ。
- 著者
- 鎌田 茂雄
- 出版日
- 1990-03-05
上記で紹介した『維摩経』を訳した長尾雅人による解説本がこの本『維摩経を読む』です。『維摩経』についてのセミナーの記録なので、本文である『維摩経』とセットにして読むとより理解が深まります。『維摩経』をとことん読み込みたい人におすすめしたい一冊。
- 著者
- 長尾 雅人
- 出版日
- 2014-10-17
維摩経だけでなく、仏教の基礎知識を教えてくれる親切な本が『とらわれない-苦しみと迷いから救われる「維摩経」』です。文中の所々で著者による解説が入るので、内容を理解しやすいようになっています。維摩経そのものだけでなく、それが与えた影響まで幅広く論じているので、維摩経とそれを取り巻く仏教まで、深く知りたい人にうってつけな一冊。
- 著者
- 釈 徹宗
- 出版日
- 2009-08-11
維摩経は、優れた見識が開けてくる名著です。ブッダの教えや維摩の優れた弁舌など、ここには多くの卓見が示されており、仏教の叡知を学んでみたい人におすすめです。