2017夏にアニメ化が決定している『恋と嘘』。ちょっとエロいシーンにドキドキする人気恋愛漫画です。今回はそんな作品のキャラと名シーン、そして最新巻の見所をご紹介いたします!最新6巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。

アニメ化もされ、ますます人気の『恋と嘘』。政府から生涯を共にするパートナーを決められるという設定のストーリーでの純愛を描いた作品です。
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
しかしそれだけでなく、本作は程よくエロいのも見所。いきなりヒロインと糸引きキスをかましたり、政府に決められた相手とセックスの実習をしなければいけなかったりと、いいタイミングでそのようなシーンが挟み込まれるのです。
この記事では本作のキャラ、最新6巻までの見所をご紹介!ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2015-06-09
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2015-11-09
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2016-05-09
主人公なのに表紙を飾ることになるのが4巻になってしまうという残念な少年・根島由佳吏。成績も見た目も中の下で、他3人が眉目秀麗な中でぽつりと目立つアヒルの子です。
とりたてて特徴もなく、その普通さを活かして主にギャグパートで活躍していた彼ですが、表紙を飾った4巻でやっと主人公らしい、読者の心を動かすシーンを見せます。
文化祭のクラスの出し物で男女逆転版『ロミオとジュリエット』を演ることになり、ジュリエット役に推薦された仁坂。根島は断り続ける彼をどうにか説得しようとします。
いくら頼んでもダメだという仁坂を頷かせるために、根島はそもそも『ロミオとジュリエット』のストーリーの本質とは何だろうと考えます。ある結論に行き着いた彼は仁坂に『ロミオとジュリエット』は自分たちに似ていないかと問いかけるのです。
「仁坂ならわかるだろっ
…好きな人がいるのに決められた相手がいて それはままならない恋で
みんなその恋を邪魔して否定して…
……けれど本人にとっては
その想いだけが たったひとつの真実だ」
(『恋と嘘』4巻より引用)
だからたとえ結ばれなくともその恋が無意味じゃないということを、仁坂に演技で伝えて欲しいと訴えかけるのです。根島の熱意に押され、仁坂はその役を演じることにします。
普段がへなちょこなだけにギャップで何割り増しにも根島がかっこよく見える名シーン。いざという時には決めてくれる、普通だけどやっぱりかっこいい主人公です。
小学生の頃から美咲に片思いしていた根島。彼は政府通知が送られてくる前に彼女に告白しようと決めます。
そして夜の公園に美咲を呼び出し、告白。彼女は嬉しいと言って涙を流し、自分もずっと彼のことが好きだったと伝えます。そしてキスを交わすふたり。
と、ちょうどその時に根島の携帯に政府通知が送られてきます。その画面には何と美咲の名前が!しかしそれは一瞬で変わり、すぐさま別人の名前が映し出されます。
混乱する根島のもとにわざわざ厚生労働省の職員がやってきて、政府通知の書面を渡してきました。そこにはやはり美咲のものではない名前が。
抵抗する根島でしたが、受け入れてもらえるはずもなく、美咲にも本当は今日は来るつもりはなかった、この30分の想い出だけで十分だと言われてしまうのです。彼女は何か意味ありげな表情。
そしてそのあとから美咲は急激に冷たくなり、根島はショックを受けたまま政府通知の相手・莉々奈と会います。まったく話さない彼に対し、彼女は怒ってその場からいなくなってしまいました。
莉々奈を追って落ち込んでいた訳を話すと、彼女は根島と美咲の関係を運命だと言ってふたりを応援すると言い出します。そして彼に美咲と1日1回キスするように言ってきました。
後日そのことを美咲に話すと、何と彼女はそのことを受け入れます。そしてキスをするふたり。
そんな彼らを仁坂が影で見ていました。その後、美咲は仁坂と廊下ですれ違い、何か意味ありげな視線を送ります。
彼女と視線を交わしながらも何も言わずに根島の待つ教室に向かう仁坂。着いてみると根島は机に突っ伏して眠ってしまっています。
自分から呼びつけておいて寝てるし……とあきれながらもなぜか正座で寝ている彼につい笑ってしまう仁坂。その後ため息をつきながら根島を見つめ、寝ている彼の肩にキスをします。
しばらくしてから起きた根島は、話の流れで仁坂に美咲のことが好きなのかと聞きました。それに対して彼は「…そうだったらどうする?」と返してくるのです。
そして続く根島のモノローグ。
「今考えると この時の僕は 多分 沢山のものを見落としていた
恋を 愛を 嘘を」
当初は美咲の名前が書いてあった政府通知、何かを隠している様子の美咲、仁坂と美咲の関係……。ストーリーの核となる謎がすべて詰まっている1巻は、特に読み応え抜群です!
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2015-06-09
2巻では、ついに莉々奈が仁坂と出会い、4人の複雑なストーリーがお互いを認識したことでさらに複雑になっていきます。
しかも美咲も仁坂も(?)、根島が好きという中で、なぜかそのふたりを交えて根島家と真田家がキャンプをすることに。事件が起きない訳ありません。
このキャンプで莉々奈は美咲と根島の仲を応援するのですが、仁坂から本当に可能なことなのか、無責任な仲人なのではないかと言われ、再度根島への気持ちを考えることになります。そして彼女もどうやら徐々に根島に惹かれているようで……。
波乱の展開が巻き起こるキャンプも見所ですが、2巻の考察ポイントは意味ありげな仁坂のセリフでしょう。初めて会った時、莉々奈にいきなり「処女だな」と突きつけ、そのあと「…まあそうだよな 普通は」とつぶやいたり、何度も根島に何かを言いかけようとしたり、何かに迷っているようにも見えます。
このつぶやきや、仁坂と美咲の妙な親密さから考察するに、もしかすると仁坂と美咲が関係を持っていたということも考えられます。
お互いに根島が好きだから、それを絶対に彼には話さないようにしているのではないでしょうか。だとするとなぜそんなことになったのかということが気になりますね。あくまで想像ですが、今後どうなるか注目していきましょう。
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2015-11-09
2巻から根島を意識し始めた莉々奈ですが、3巻では「特別講習会」でさらにその思いを膨らませます。
ある日、政府からの呼び出しで根島と莉々奈が受けることになったのがその講習会。序盤は親が政府通知で結婚した子供たちを指す「ゆかり世代」や、超少子化対策基本法についての説明で、根島は真面目な内容だろうと考えます。
しかしそのあと講師が言ったのは、セックスによって生まれ、運命の相手と出会ったこの場にいる受講生たちが、今度は子供をつくる番だということでした。そして何と全員にコンドームを配るのです!
そこからセックスについて、その素晴らしさなどが説明され、最後にAVを見て、いったん終了となりました。
その映像は、市販のAVのように美男美女という訳ではなく、普通の男女、普通の部屋、そこでの普通のセックスでした。逆に生々しい映像に、根島も莉々奈も戸惑います。
そしてようやく映像を見終わって解放されるかと思いきや、このあとは「実習」だと言われるのです。受講生たちはパートナーと一晩過ごすことを言いつけられ……。
このあとの根島と莉々奈のやりとりもエロいですが、今後に繋がりそうなもので、考察すべき内容が矢嶋の言葉。彼は根島に政府通知を渡しにきた人物で、空き時間に彼にこんなことを言ってくるのです。
「ずっと好きだった女と お前の相手だと言われて 出会った女
どちらかが”恋”で もう片方は”嘘”だとしたら」
この矢嶋の言葉に、根島もつい考え込んでしまいます……。
普通に考えれば、もともと好きだった美咲こそ恋で、莉々奈が嘘という流れになるかもしれません。しかしわざわざタイトルにもなるような重要な内容ですし、美咲が何かを隠しているのは明らか。作品で描かれる恋に、何かしらの嘘がある可能性が考えられます。果たして矢嶋がつぶやいたこの言葉の真意とは何なのでしょうか?
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2016-05-09
4巻のメインとなる内容は、学園祭で行われる男女逆転のロミオとジュリエット。美咲が男役、仁坂が女役演じ、無事成功を納めます。ふたりのかっこよくて美しい様子はぜひ作品でご覧ください。
そんな4巻で考察すべきポイントは、美咲の中学時代の同級生との会話でしょう。
中学生の美咲と同級生の女子ふたりは、初エッチについてどう思うか、という話をしたことがありました。なかなかJCらしい初々しさが漂う雰囲気で、可愛らしいです。
しかし彼女たちの生きるのは政府通知が来る世界。そもそも最初に付き合った相手とそういう行為をしていいのか、悩みどころではあります。
しかも嘘か誠か、政府通知をもらった子が処女じゃないという理由で訴えられる「処女裁判」があったとか、ないとか。本当だとしたら怖すぎますね。
この中学時代の美咲と友人の会話からも考えられるように、やはり美咲は処女ではないのではないかという疑惑がついてまわりますね……。単にエロホイホイな展開なのかもしれませんが、何度も出てくるあたり、今後に関わってきそうです。
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2016-11-09
1話目で根島のもとにきた政府通知は最初美咲の名前が書かれたものでしたが、一瞬でそのメールは消失した謎。そのあとに渡された公式書類でも、新しいメールでも莉々奈の名前が記されていました。
実は根島の政府通知のメールの送信歴は何者かが侵入した形跡が。その謎に5巻で初登場の五十嵐柊という少女が関わっていることが判明します。
彼女は根島と同じ中学で政府通知の発案者・五十嵐涼の親戚と思われる人物。その頭の良さから政府通知の演算プログラムの後継者候補となっています。そんな彼女が根島に意味深な発言するのです。
「高崎美咲は君の本当の運命の相手 君は知らないだけ(中略)
美咲には守りたいものがあるの 嘘をつき通してでも」
(『恋と嘘』5巻より引用)
ここからは考察となりますが、おそらく何らかの理由で柊が美咲のために政府通知の演算プログラムを改ざんし、その結果根島の相手が莉々奈になったのではないでしょうか。
気になるのは美咲が根島に想いを寄せながらも身を引こうとする理由はですが、最新6巻時点ではまだわかっていません。
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2017-06-09
美咲の嘘についての考察は病気説もありましたが、どうやらその可能性は低そうなことが6巻で明らかになりました。
莉々奈からの報告でふたりの決意を知った美咲。「勝手に決めないで」と言いながらも、彼女は莉々奈に説得され、根島とデートすることになります。そのデートで彼女は根島に、不幸になるとしても自分を選んでくれるかと聞くのです。
勢い込んで不幸になってもいいという根島ですが、美咲は「何もわかっていない」と黙り込んでしまいます。結局何やねんとも思ってしまうような複雑な女心ですね。
その後彼女は根島と付き合えない理由について、彼や莉々奈と同じくらい大切なものがあると打ち明けます。だから付き合えないと言おうとする彼女の言葉を、根島はこう遮るのです。
「じゃぁ僕をみてよ
勝ってみせるから それに」
(『恋と嘘』6巻より引用)
そして彼女に付き合ってくださいと改めて言います。彼を好きな気持ちは誰にも負けないという美咲を見て、キスする根島。
「もし この世界に 政府通知がなかったら きっとこんな風にするんだろう
そんなキスだと 僕は思った」
(『恋と嘘』6巻より引用)
いい感じのハピエン展開ですが、まだ美咲の「嘘」の謎が解けていません。彼女が病気かもしれないという説もありましたが、今回の言いぶりだと何か違うものがあるようにも思われます。
ふたりが結ばれると不幸になる、結ばれないと美咲は彼と同じくらい大事なものを守ることができる。果たしてこのことは何を意味するのでしょうか?
何か第三者的な存在を感じます。厚生労働省と繋がっているという可能性もあるのでもしかすると省内のシステム的なものにとって彼女がキーパーソンになっているのかもしれません。
- 著者
- ムサヲ
- 出版日
- 2017-06-09