3月8日より国立新美術館で『ミュシャ展』が始まりました。故郷であるチェコや、自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした《スラヴ叙事詩》は展覧会の目玉です。今回は、そんなミュシャが育ったチェコにまつわる書籍をご紹介します。

意外と馴染みの薄い東欧の歴史。世界史の教科書でもそこまで大きく取り上げられることがなかったと記憶しています。しかし、この本はアプローチの仕方がユニークで、チェコの歴史のなかで重要な人物や事件から歴史を見るという方法を採用しています。
- 著者
- 薩摩 秀登
- 出版日
個人的にチェコの身体観には非常に興味がありました。そう考えるようになったのは、チェコの首都プラハから東へ70キロほどの町にあるセドレツ納骨堂(チェコ語でコストニツェ・セドレツ)の存在を知ってからです。
- 著者
- 養老 孟司
- 出版日
- 2016-11-28
チェコの街中を歩いていると、ショウウィンドウにディスプレイされた操り人形や人形劇の看板を目にすることがしばしばあります。かつてオーストリア・ハプスブルク帝国の支配下にあったチェコは、ドイツ語の使用を強制されていました。そのなかで唯一チェコ語の使用を認められていたのが人形劇でした。
- 著者
- 出版日
- 2013-08-21
私自身、3年前にチェコに訪れる機会がありました。そのさいに少しでもチェコについて知っておかねばと思い、手に取った書籍を中心に紹介しました。チェコの首都プラハは、通称「魔都」ともいわれており、確かに何とも形容しがたい魅力が詰まっていました。ミュシャ展に行く予定がある方は、そんな魔都で生きたミュシャの感性を歴史や身体観、文化から概観してから観賞してみてはいかがでしょうか?面白い発見があるかもしれませんよ。