伏線と回収が鮮やかな野村美月。劇場アニメとなった作品も執筆しています。ストーリー性も豊かで、魅力あふれる登場人物たちの掛け合いも楽しい野村美月のおすすめ作品をランキング形式で5作品紹介します。

シリーズ1作目『楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?』にて登場する王妃は、ルドヴィークが手に入れる6人に含まれるのか気になりますよね。手に入らない7人目は誰なのかについても。シリーズを通してしっかりと描かれていますので全巻読みたくなること間違いなしです。
- 著者
- 野村 美月
- 出版日
- 2015-11-30
自分の意志とは関係なく、永遠の命を手にしてしまった詩也がどんな風に生きていこうとするのかに注目です。大好きだったバスケへの想いと手に入れてしまった能力との葛藤。綾音に惹かれていくものの血を求めてしまう吸血鬼としての本能。詩也は、吸血鬼として避けられない問題にもがきます。どのように向き合い、吸血鬼としての自分に折り合いをつけていくのか丁寧に描かれるため、読者は詩也に自然と感情が寄り添うのではないでしょうか。
- 著者
- 野村美月
- 出版日
- 2014-05-30
外見とそれに由来する評判、さらに是光自身の人付き合いに対する苦手意識もあるため、中々上手くことが運びません。しかし、そんな是光ですがいざという時にはヒカルを引っ張る決断力を発揮します。最初はぎこちなかった是光とヒカルの関係が親友へと変化していく様子は、感慨深いものがあるのではないでしょうか。そして、忘れてはいけないのがヒロインたちの存在です。それぞれに問題を抱え、一筋縄ではいかない彼女たちの変化も見逃せません。『源氏物語』を現代ものとして落とし込んだ作品だけに、ラブコメ要素が満載です。
- 著者
- 野村 美月
- 出版日
- 2011-05-30
野村美月の作品の中でも屈指の行動力を発揮するのが、青です。守秘義務のこともあり葛藤しつつもヒロインと接触しようと積極的に行動するヒーローは、野村美月の作品の中では珍しいのではないでしょうか。ただし、氷雪自身は内気であるために、読者が思うように進まない二人の関係にもどかしい思いをするかもしれません。
- 著者
- 野村 美月
- 出版日
- 2015-06-29
各巻にモチーフとなる文学小説が登場します。それらに類似したちょっとした事件により進行してく物語。引用が多くあるものの、読みにくさを感じない構成力があります。この作品自体を楽しむ一方で、モチーフとなった小説を読みたくなること間違いなしです。そして、モチーフの小説を知った上で読むとまた違った印象を受けるかもしれません。敷居の高さを感じてしまう文学小説も上手に絡められ、日ごろから様々な作品を読む人以外のあまり読書に馴染みのない人にとっても楽しめる作品ではないでしょうか。
- 著者
- 野村 美月
- 出版日
- 2006-04-28
読書に馴染みのない人でも手軽に読めるが、読み応えのある作品の数々。小説をモチーフとした作品も多く、読書家にとっても目が離せない要素がたくさんあります。シリーズものは、巻数が多いからと敬遠するひとでも、シリーズを通してしっかりとした構成がされている野村美月の作品はあっという間に読めるのではないでしょうか。