「このマンガがすごい!2015年」オンナ編の第1位に選ばれた阿部共実の、当たり前の日常の背中にひそむ影をえぐる作品たちをご紹介いたします。

この作品は、阿部共実と聞いて想像する陰鬱な流れは全くありません。高校生が友達と共に部活で、だらだらわちゃわちゃ過ごしていくという内容になります。学生時代こんな風に友達と、それなりに仲良くなってそれなりに楽しい時間を過ごしたかった、と思わせてくれる作品でしょう。
- 著者
- 阿部 共実
- 出版日
- 2014-05-08
阿部共実はどこまで考えてこういう作品を発表しているのかは謎ですが、日頃目にしない、したくない問題を突きつけてきます。その時感じる孤独を、嫉妬を妄想させられて、不安を煽ってくるのです。
- 著者
- 阿部 共実
- 出版日
- 2013-01-08
阿部共実が世間に作品を通じて訴えていることの一つに、寛容さがあります。
- 著者
- 阿部共実
- 出版日
- 2014-12-10
- 著者
- 阿部 共実
- 出版日
- 2012-03-08
阿部共実というとどちらかと言えば、この作品の方がインパクトが大きいと感じる人も多いのでは?ちょっとした不条理をスパイスにした、シュール系日常漫画家と思わせておきながら、とんでもないネタをぶち込んでくるのが、作者の技法と言えるでしょう。
タイトル通り、晴れた日のない毎日を過ごしている人間がいると訴えられて、自分ののんきさを後ろめたく感じずにはいられません。
『空が灰色だから』については<『空が灰色だから』5分でわかる解説!刺さるトラウマエピソードベスト10【ネタバレあり】>の記事で詳しく解説しています。
学生時代、クラスの空気に馴染めなかった際の劣等感や疎外感は、ゴリゴリと心を削りますよね。誰にも言えない孤独感に苛まれたことが、誰しもあるのではないでしょうか?
- 著者
- 阿部 共実
- 出版日
- 2014-05-08
阿部共実を初めて読んだ時、これはとんでもないモンスターな作家が現れたなぁと思ったものです。とことん人のエゴをたたき、罪深さを見せしめのようにあげつらうのですから、その読後感たるやえげつなかった。けれど、こうやって人の心をえぐって、何かを見せつけてくれることにより、人が人に優しく生きる道を見つけられるのではないかという考えは、甘いでしょうか?
阿部共実の作品を読むことで、己の利己的な部分を許されたいと、新作を登場を待ち望んでしまいます。