西岸良平の画風は個性的。あの特徴的な顔の絵を見たことがある人も多いはず。西岸良平のオススメ作品3つを紹介します。

魔法という不思議の要素と、皮肉の要素が入り混じった作品です。主人公の蘭子には人の欲望が見える能力があります。ほのぼのした絵柄と、蘭子のかわいらしさとは裏腹に、人の世の残酷さや理不尽さも描かれています。欲望を実現するとどうなるか。特に、9話の「世界一の美女を妻にした男」は、美の基準が変わってしまった男の話ですがなかなかシュールです。
- 著者
- 西岸 良平
- 出版日
- 2013-10-12
地球人の中に宇宙人が溶け込むという設定は物珍しいものではありませんが、私たちが日ごろ当たり前と思っているものを疑問に感じる視点が非常に興味深いと言えるでしょう。アル中になったり、男におぼれたり、不良少女になったりと、この世の酸いも甘いも経験していく様子は見ものです。直接的に語らないからこそ、読む者に幸せとは一体何かを考えさせてしまう面も。
- 著者
- 西岸 良平
- 出版日
- 2010-09-21
一話目の引っ越しから早速やらかすしてしまう、たんぽぽ。なんと一人娘のスミレを置いて、新居に引っ越してしまうのです。いくらしっかりしているとは言っても、幼稚園に入る前の子供を放置して、しばらく帰って来ないというのは今なら問題になりそうですね。それもおっちょこちょいで済ませられてしまうのが、大らかな時代だったということでしょうか。
- 著者
- 西岸 良平
- 出版日
作中の鎌倉は、寺社仏閣が多く、かつて幕府があり戦いがあったという歴史から、たびたび魔物や妖怪、幽霊が登場します。鎌倉警察署には魔物がらみの事件が発生するので、心霊課という部署が存在することになっています。一色先生がエンマ大王と顔なじみであったり、妖怪退治に妖刀を使ったりと、摩訶不思議な設定ですが、その不思議感が独特の空気を作り出していると言えるでしょう。
- 著者
- 西岸 良平
- 出版日
- 1985-05-19
『三丁目の夕日』の魅力は、昭和30年代の日本人の生活を垣間見ることができることです。このマンガを読むと、30年代は近所で味噌や醤油の貸し借りが普通に行われていたこと、冬場は火鉢で暖をとっていたとか、箱根の山を国産車で越えるのは大変だったといったことなど、雑学的な情報をたくさん得ることができます。
- 著者
- 西岸 良平
- 出版日
- 1975-09-29
『三丁目の夕日』と『鎌倉ものがたり』はまだ連載中の作品です。西岸良平の作品を読んだことがない人はこれをきっかけに1巻から読んでみてはいかがでしょうか。最新刊にたどり着くころには、新刊が出るかもしれませんよ。