2017年11月に劇場版アニメとして『はいからさんが通る』前篇、さらに翌2018年には後篇の公開も予定されている大和和紀。デビュー50周年を経てなお連載をつづける大御所作家のあまたある作品の中から特におすすめ作品をご紹介します。

額田王像といえば皇族の生まれの美貌の万葉歌人であり天智天皇と天武天皇双方から愛された女性、というのが通説です。実際同じく額田王を題材とした里中満智子の『天上の虹』の額田は三角関係に苦しむ大人の女性として描かれています。
- 著者
- ["大和 和紀", "水野 石文"]
- 出版日
- 1979-10-09
ヒロイン小野於通は書画にすぐれ当代の女性文人として名を馳せています。その彼女の最も優れた才能が生まれ持っての天眼。先の吉兆が占えるこの天眼、良いことばかりが見えるのならまだしも不幸や不運も見通してしまう。果たして天が与えたものとして喜んでいいのか微妙なところではないでしょうか。
- 著者
- 大和 和紀
- 出版日
- 2010-08-11
『はいからさんが通る』の完結から3年後に連載が始まった『ヨコハマ物語』。『はいからさんが通る』が大正時代を舞台にしているのに比べ、この作品は武士の世だった徳川時代が終わってわずか数年の横浜が舞台。ヒロインたちを縛り付ける男尊女卑の風潮はずっと強いものとして描き出されています。
- 著者
- 大和 和紀
- 出版日
- 1996-04-11
トータル連載期間14年という大構想作となったこの『あさきゆめみし』。誰でも一度は歴史の授業で習う『源氏物語』を漫画化した作品ですが、その与えた影響ははかりしれません。
- 著者
- 大和 和紀
- 出版日
原作漫画をきちんと読んだことがなくても、その昔放映されていたTVアニメ版や花村紅緒を南野陽子、伊集院忍を阿部寛が演じた映画版で見た、という人もいるのでは。
- 著者
- 大和 和紀
- 出版日
- 2016-12-13
いかがでしたか。2017年の11月と2018年に劇場版アニメとして公開が予定される『ハイカラさんが通る』をはじめ、ご紹介してきた大和和紀の作品は時代を超えた不変の魅力にあふれています。この機会に『ハイカラさんが通る』を改めて読み返して見るも良し、また他の作品に改めて触れてみるも良し。ぜひ一度じっくりと大和和紀ワールドの作品に触れてみて下さい。