中学生での鮮烈デビューからずっと等身大の女のコの気持ちを描いた作品を世に送り出してきた春田なな。思わずヒロインに感情移入してしまうその作品の中から特におすすめの5作品をご紹介します。

全寮制の夏果学園に途中編入することになった由夜。はじめはピンチを優しく救ってくれた梓に恋心を感じるものの見事(?)失恋した後に気になり始めたのは、梓と正反対の粗暴で顔のコワい渚。
- 著者
- 春田 なな
- 出版日
- 2006-02-15
- 著者
- 春田 なな
- 出版日
- 2014-02-14
王道の高校部活での恋愛モノですが、そこは切なく甘酸っぱい気持ちを描かせればピカイチの春田なな。こんな同級生がいたらいいな、とかおんなじようなコトが自分の学校生活の中でもあったな、というツボがいっぱいの作品です。
特にマジメで努力家で、ちょっと思い込みも強いけど周りにきちんと気も使えるヒロインのつばさがけなげで、読み進めて行くうちにどんどん思い入れが強くなってしまいます。
でもそのマジメさがなんだか裏目に出てしまうことも多く、同じ男バスで学年も同じの超イケメンの鳥羽に告白されてもつき放すこともできないことも。かといって自分とアッキーの気持ちがこじれた時に、(本人がそうすればいいと言ったにも関わらず)鳥羽の好意を利用することもできないつばさ。そんな彼女にやきもきしながらもイイなぁ、と思う人も多いのでは。
さらに恋のライバル相馬ひなも現れますが根っからの悪い人、が当時しないのも春田作品ならでは。2人の恋の行方がますます気になりますね。
素直になりたいのに、ルックスで判断されて損ばかりしている紗雪。誤解を解きたくてもなかなかうまくいかなくて落ち込む気持ち、わかる気がします。
- 著者
- 春田 なな
- 出版日
- 2007-12-14
告白する寸前に相手に超ヘコむことを言われたら?絶対しばらく立ち直れないか、かなり深刻なトラウマになりますよね。『サボテンの秘密』のヒロイン山田未来に起きた事件がまさにそれ。普通に考えたら「こんなやつもう知らない」となってもおかしくありませんよね。
- 著者
- 春田 なな
- 出版日
- 2004-08-11
作者春田ななの故郷であり、現在Uターンして住んでいる新潟をモチーフとした街を舞台に繰り広げられる幼馴染同士の恋と成長の話『スターダスト・ウィンク』。同じマンションの3つ並んだ部屋で育った颯、日向の男子2人と主人公杏菜の3人は、何でも通じあえる親友同士です。
- 著者
- 春田 なな
- 出版日
- 2009-06-15
女子高生を描かせたらビカイチ、の評判も高い春田なな。その真骨頂ともいうべき人気作品ばかりを5作品紹介してきましたがいかがでしたか。現役女子中高生であっても、かつての女子高生もまだ読んでみたことがないという人は、ぜひヒロインに自分を重ね合わせて一喜一憂させてくれる春田ななの世界に触れてみて下さい。