『ガラスの仮面』で知られる美内すずえ。既刊数49巻を超える大作は、連載開始から40年以上を経ても読者を惹きつけてやみません。独特の世界観から生み出された他の作品も一度は読んでみたくなるものばかり。中でも一押しの5作品をご紹介します。

苦労続きの自分にはない恵まれた人生をラクラクと手に入れているような他人に対する嫉妬心が全くない、と言い切れる人間は少ないハズ。ましてそれがより自分の身近にいる人間であれば、その人には容易に手に入るのに自分には手が届かないことへのジレンマはより一層募ってしまうものかもしれません。
- 著者
- 美内 すずえ
- 出版日
はるか昔に存在したと言われて久しい「ムー帝国」が海底深く沈む前に帝国王がその子供たちに遺した「神殿が再びこの世に現れるとき、神の民という名の国に神軍の兵士が結集し、記憶とともに神の力をよみがえらせる」という言葉。その予言通り、神の民の国ヤマトでかつて日本神話の中の櫛名田姫としてその夫スサノオと共に戦ったクシュリナーダとしての記憶をよみがえらせたのがヒロインの千倉沙耶です。
- 著者
- 美内 すずえ
- 出版日
- 2009-08-26
自分が何か過ちを犯して報いを受ける、というわけでもないのに理不尽にふりかかる呪いの火の粉に敢然と立ち向かう亜希子。大好きだった母親を亡くしたショックからの行動とはいえ、美内すずえの他の作品にも共通する芯の強さをひしひしと感じさせてくれます。
- 著者
- 美内 すずえ
- 出版日
初出はなんと1981年。今でこそタイムリープやタイムスリップなど時空を自在に移る設定もすんなり受け入れられて不思議はない時代ですが1981年当時にすでにそうした概念をとりいれた作品を、しかも少女向けに描いていた美内すずえの先見の明やストーリーテラーぶりに驚かされます。
- 著者
- 美内 すずえ
- 出版日
『ガラスの仮面』ファンの最も知りたいことといえば、もちろん北島マヤは念願かなって紅天女を演じることができるのか、ということです。しかし『ガラスの仮面』が演劇マンガであり、また一人の少女の成長の記録である、という側面から考えると、北島マヤは果たして「紫のバラの人」こと速水真澄が結ばれるのかどうか、ということも重要なポイントです。
- 著者
- 美内 すずえ
- 出版日
- 1976-04-20
SF、ホラー、その他どんな作品においても流されない独自の世界観を作り上げてきた美内すずえ。その魅力は決して『ガラスの仮面』だけではありません。昔読んだ記憶がある、という人も、そうでない人もぜひ一度その美内すずえサーガに触れてみませんか。