学生はみんな、教科書を読んだり、課題をこなしたりの日々を過ごしています。でも知識を増やしたいなら、居心地のいい安全地帯を出て、ちょっとした冒険をしてみるのがおすすめです。手始めに、古代に書かれた古典も悪くないでしょう。

ホメロスの作品といえば、オデュッセウスが故郷イタケに帰るこの物語よりも、『イリアス』のほうが有名で、それはたぶん、映画『トロイ』やトロイア戦争での諸々が知られているからでしょう。
- 著者
- ホメロス
- 出版日
- 1994-09-16
ギリシア悲劇『メディア』については、2500年間、見方が真っ二つに割れています。彼女はわが子を躊躇なく殺した冷血な母親なのか、それとも虐待を受け、そうする以外になかった妻なのか。
- 著者
- エウリピデス
- 出版日
女性嫌悪、罪、家族の絆を描いた、めったに上演されないギリシア悲劇。
- 著者
- エウリーピデース
- 出版日
- 1959-06-05
- 著者
- ソポクレス
- 出版日
- 1984-09-27
紀元前5世紀のアテネが誇った喜劇作家による影響力絶大の喜劇。主人公の女性リューシストラテーがアテネの女たちを率い、スパルタとの平和が実現されるまで男とのセックスを拒むという抗議運動を起こす。
- 著者
- アリストパネス
- 出版日
- 1975-06-16
メノンはソクラテスに“徳”は教えられるのかと問う。ここから2人の多岐にわたる対話が始まる。2人に生命を吹き込むプラトンの想像力とキャラ立てが卓抜。
- 著者
- プラトン
- 出版日
- 1994-10-17
時系列に事実が並べられた明快な歴史書と思って読んだら、痛い目にあうでしょう。とはいえ、だからこそ面白い一冊。
- 著者
- 出版日
- 1971-12-16
ギリシア屈指の博学者の手になる文芸批評入門。時代遅れの見方もあるけれど、今でも卓越したものがあります。
- 著者
- ["アリストテレース", "ホラーティウス"]
- 出版日
- 2012-06-16
古代ローマの詩人が変身にまつわるエピソードを集めた楽しい一冊。子どもの頃に一度は読んだギリシア神話は、おそらくこれが元ネタです。
- 著者
- ["オウィディウス", "Ovidius Naso,Publius", "善也, 中村"]
- 出版日
ローマ社会の全階級を風刺したもので、最も有名な場面“トリマルキオの饗宴”では、新興富裕層であるトリマルキオが、いかにも垢抜けない趣味の悪さを容赦なく馬鹿にされます。
- 著者
- ガイウス ペトロニウス
- 出版日
- 1991-07-16