格闘、それは、血沸き肉躍る、鍛え抜かれた身体と身体のぶつかり合い。一般的な生活を送っている我々には無縁の世界です。しかし、縁の無いことほど興味を引くものはありません。胸が熱くなる、おすすめ格闘漫画をご紹介いたします!

- 著者
- 佐藤 タカヒロ
- 出版日
- 2009-09-08
- 著者
- 猿渡 哲也
- 出版日
- 2004-01-19
物語は主人公の宮沢熹一が暴力団の主催する何でもありの闇試合「ダークファイト」で戦っているところから描かれます。前作でボロボロにされた灘神影流第14代当主である父静虎の治療費を集めるためなのですが、その戦いの中でも鍛錬は欠かしません。尊敬する父の格闘家としての選手生命を絶った、伯父である鬼龍を打ち倒すという強い意志も戦いの気迫の中に見られます。
静虎の復活後は表舞台であるハイパーバトルという大会で、流派や出生の真相など、骨太なストーリーが待っています。熹一と共に驚きや成長を感じられる展開は、読み進める手が止まらなくなってしまうほどスピード感をもって進んでいきます。迫力満点なバトルシーンもさることながら、丁寧に描かれた人間模様は、読者を引き込むのに十分な魅力を持っているのです。
「己の肉体を傷つけ敵の肉体を傷つけることでしか生きている実感が湧かない格闘者の‟闇試合“!!! さあ生き残るのはどっちだあっ」(『TOUGH タフ』より引用)
タイトル通りタフな面々の力の入ったファイトは格闘好きには堪らないはずです!
- 著者
- 森 恒二
- 出版日
- 著者
- 木多 康昭
- 出版日
- 2014-04-04
- 著者
- 板垣 恵介
- 出版日
『グラップラー刃牙』では、無敗のチャンピオンとして君臨する地下闘技場でのバトル、それ以前の幼い頃の家族の話、そして、世界中から集められた猛者達による最大トーナメントと、盛りだくさんの内容で、楽しませてくれます。
特に、幼年期の話では、地上最強の男、勇次郎の人間性や、母、江珠の想い、刃牙の父への憧れなど、本シリーズの中でも欠かせないエピソードが収録されています。刃牙を知る上で、これから読む上で、必ず通らなければいけないのが、この第1部『グラップラー刃牙』なのです!
名言が多いことでも知られる刃牙の世界ですが、もはや格言と言いたくなるほど学ぶところの多い台詞が、本当にたくさん出てきます。
「男子はね、誰でも一生のうち一回は地上最強ってのを夢見る」
「勝たなくていい、守れりゃいい」
「禁欲の果てにたどり着く境地など高が知れたものッッ強くなりたくば喰らえ!!」 (『グラップラー刃牙』より引用)
思わず笑ってしまうようなユーモアも所々に織り交ぜながら、刃牙の真っすぐな性格が魅力的に伝わってきます。また、圧倒的な画力も本作の魅力です。書き込まれた肉体美、今にも動き出しそうな躍動感、人智を超えた格闘家にしかできない動きなのに、絵を見ればどう動いているのかが分かってしまう、恐ろしく説得力のある絵が、有無も言わさず押し寄せてくるのです。圧倒の一言です。
ストーリー、バトル描写、キャラクター、どれをとっても格闘漫画のトップ! もし、この名作漫画をまだ読んだことが無いのならば、それは幸せです。だって、初めて読んだ時の感動を、これから味わえるのですから。
「刃牙」シリーズについては、<漫画「刃牙」の魅力全編ネタバレ紹介!最強キャラランキング、死刑囚編紹介も>の記事で紹介しています。
以上、格闘漫画おすすめ5作品でした! 人間同士のぶつかり合いにドラマが生まれない訳がないんです。そして、本気でぶつかって生じるドラマが面白くない訳ないんです。未見の作品があれば、是非手に取ってみてください。