志村貴子は複数の著作がアニメ化を果たしている売れっ子漫画家です。思春期特有の葛藤や、性意識を根底として描かれる淡い作品の数々は、男女問わず人気を誇っています。

世界的大問題が発生したという舞台設定においてもなお、志村貴子の描く作品は、淡々と思春期の少年少女たちの日常と悩みを描き、いかにしてその悩みに折り合いをつけていくのか、という部分に話の焦点があわされていきます。
- 著者
- 志村 貴子
- 出版日
- 2003-12-25
志村貴子の本作もやはり、無駄なシーンが極力なくされていて、非常に行間を読ませる漫画です。それによって、淡々としながらも小気味の良い漫画に仕立て上げられていて、物語の後にも登場人物たちの日常は続いていくのだという当たり前のことを思い出させてくれる作品群です。
- 著者
- 志村 貴子
- 出版日
- 2015-04-14
身体の成長に戸惑うさまや、成長していく過程で自分の悩みにうまく折り合いをつけていくこの作品は、トランスジェンダーものであると同時に、なんの変哲もない思春期の日常を描いたものでもあるのです。
- 著者
- 志村 貴子
- 出版日
(義理とはいえ)近親相姦、しかもBLで性描写も結構がっつり、というてんこ盛りっぷりに忘れそうになりますが、やはり志村貴子作品。散々罵倒しながらも公崇を思う夏央の気持ちの揺れ動くさまは、読み手の感情すら揺れ動かしてきます。
- 著者
- 志村 貴子
- 出版日
- 2015-05-23
その効果なのか、登場人物たちも、舞台となるお嬢様学校も、非日常感にあふれているにも関わらず作品全体としては非常にリアリティーのある重いお話に仕上がっています。
- 著者
- 志村 貴子
- 出版日
- 2005-12-15
志村貴子の作品は、ただひたすら登場人物の日常を描き、そんなありふれた日常の中にあらわれる悩みや葛藤といったものと主人公たちがどのように折り合いをつけていくのか、を描いています。
自分の現在の悩みといかに折り合いをつけていくのか、を考えてみる機会になる志村貴子の繊細で少し痛みを感じる作品は、だからこそ様々な人に愛されているのではないでしょうか。