ヒット作を産み出し続ける漫画界の奇才・浦沢直樹。その作品のほとんどが映画化やアニメ化などメディアミックスされています。そんな浦沢作品の中でも特におすすめしたい漫画を5つ紹介していきます。

- 著者
- 浦沢 直樹
- 出版日
- 2016-01-29
本作の最大の謎は「ともだち」は誰なのか、ということです。「よげんの書」の内容を知っていることから幼なじみの誰かであることは間違いないのですが、それが誰かは終盤まで明かされません。ケンヂは幼少期の記憶から、「ともだち」が誰かを突き止めようとします。
このケンヂの幼少期の記憶の描写は、誰しも一度は胸に抱いたことがあるであろう未来への展望や夢について思い起こさせるもので、感情移入しやすいです。
未来(つまり現代)ではかつて自分たちが想像したヒーローや巨大ロボットが実際に現れ、世界は終末を迎えると「よげんの書」に書いたケンヂ。空想の中のものが実現される恐怖は荒唐無稽のようでどこかつリアリティーがあり、惹きつけられるものがあります。
続編の『21世紀少年』で物語は完結し、「ともだち」の正体も分かります。ぜひ最後まで読んで真相を確かめてください。
『20世紀少年』については<『20世紀少年』が名作たる5つの理由をネタバレ考察!登場人物、伏線以外も>で詳しく紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
- 著者
- 浦沢 直樹
- 出版日
- 2008-01-30
- 著者
- 浦沢 直樹
- 出版日
- 2013-12-27
スポーツ記者の松田はある日、女子高生がひったくりを巴投げで投げ飛ばす現場を目撃します。その少女の名前は「猪熊柔」。彼女は柔道家の祖父に育てられた柔道の天才でしたが、柔道漬けの毎日に嫌気がさしていました。しかし柔の存在をスポーツ記者に知られた祖父の滋悟郎は、柔を公式デビューさせ、本格的に柔道の道を歩ませます。
柔の父親も柔道家でしたが、柔が5歳のときに投げ飛ばされ、失踪してしまいます。柔は柔道のせいで家の中がめちゃくちゃになったため柔道を憎んでいますが、一方で父との唯一の接点として柔道を続けたいという気持ちもあるのです。
そんな複雑な生い立ちのせいで、柔の精神面は脆くなってしまいました。普通に柔道をやらせれば負けなしでも、恋愛や人間関係での悩みを抱えたまま試合に臨むと苦戦してしまいます。
柔道を通して、柔の精神面での成長を描いた作品です。
『YAWARA!』についは<漫画『YAWARA!』の知られざる8つの魅力ネタバレ紹介!結局誰が強い?>の記事で紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
- 著者
- 浦沢 直樹 勝鹿 北星 長崎 尚志
- 出版日
- 2011-08-30
- 著者
- 工藤 かずや
- 出版日
以上5作品ご紹介しました。浦沢直樹の作品はどれも緻密に作られていて、その世界観に引き込まれます。映画やアニメで知っている作品があった方はこの機会にぜひ原作を読んでみてください。