『書を捨てよ、街へ出よう』今年生誕80年を迎えた寺山修二の言葉です。本を捨てるなんてできない、と条件反射で反論しそうになることもありましたが、ようやく言葉の意味が分かる年齢になりました。 とはいえ、高く澄みわたる秋の空。本好きにとっては、お気に入りの一冊と、カフェテリアで風の冷たさを感じながら読書なんてのも、いい季節です。 『本を持って、街へ出よう』、今回は、東京の街を探検するのにおすすめの5冊を集めてみました。

東京ってすごく雑多な街並み。
- 著者
- フロラン・シャヴエ
- 出版日
- 2012-12-14
嬉しいことに、本好きにはたまらない神保町が第一のステージ!
- 著者
- ["HAT-CRi", "よだかのレコード"]
- 出版日
- 2014-07-30
札幌から憧れの東京に転校してきたサカエちゃんは、超モード系の女子高生です。友達とのおしゃべり場所は学校の屋上、空の高い特等席で、こんな秋晴れを過ごしていたはず。
- 著者
- 岡崎 京子
- 出版日
学生時代、パリの街でのひとり歩きを思い出した一冊。(カッコつけ!)
- 著者
- 川本 三郎
- 出版日
芥川龍之介『東京八景』では、「戸塚の梅雨。本郷の黄昏たそがれ。神田の祭礼。柏木の初雪。八丁堀の花火……」と、とても八つには絞れない美しい言葉が並んでいましたが、実際にみた場所や遭遇した人々は、自分だけの思い出です。読み終わった後は、自分だけの百景探しに出かけたくなります。
- 著者
- 又吉 直樹
- 出版日
- 2013-08-26
狭いようで広い東京、あなただけの散歩道を見つけてみるのはいかがでしょうか。
思い立ったが吉日。きっと今日が散歩日和、読書日和です。
秋の日差しをいっぱいに浴びて、路地を行き、本を読む。
夕暮れには大きな茜色の太陽が覗き、寒風にコートの襟を立て、缶コーヒーを一杯。
そんな東京人にわたしもなれそうな気がしてきました。