1.グレゴリオ暦とユリウス暦との違いはたったの11分
グレゴリオ暦の元となるユリウス暦は、ユリウス・カエサルの治世の紀元前46年に導入された、太陽暦に基づく暦法です。1年は365日で、4年に1度の閏年が2月に挿入されることを特徴としていました。今では私たちに馴染みのある方法です。ではなぜそれを変える必要があったのでしょうか?
ユリウス暦では、1年の長さは365日と6時間でした。しかし、導入の1000年以上後に、暦上の春分と本当の春分とのずれが進み、春分を起点とする復活祭(イースター)を定めることが難しくなったのです。
グレゴリオ暦は、この小さな誤差を日付の計算をすることによって修正し導入されました。したがって、既存のユリウス暦は改良され、その結果1年の長さは365日5時間49分12秒に短縮されたのです。
ユリウス暦では、閏年は400年間に100回ありましたが、グレゴリオ暦では97回に減少しました。たとえ最後の閏年から4年経過しても、100年に1回だけ閏年ではない平年をつくることによって日付の修正を管理しています。次の平年は、2100年です。
2.グレゴリオ暦は、グレゴリウス13世にちなんで名付けられました
グレゴリウス13世は、ずれている分点の解決を要求した5年後に暦法を導入しました。
3.1582年に暦上から消された10日間
グレゴリオ暦の導入により、10日間の日付は消されました。1582年の10月5日から1582年の10月14日の間の日は存在しません。
グレゴリオ暦に移行するために、1582年10月4日の翌日を1582年の10月15日とし、それによりユリウス暦の導入以来積み重なったずれをリセットしたのです。