個性豊かなキャラクターたちが送る日常を描いたマンガは、普段の疲れを忘れさせてくれるもの。そんな日常系漫画を読んで、あなたも癒されてみませんか?

- 著者
- 吉田 覚
- 出版日
- 2014-05-09
割と普通な兄「守」と人見知りの妹「春子」が送るニート生活を描いた日常マンガです。
春子は高校を卒業してからずっとニートで、見た目には一切気を使わず常にスウェット姿をしています。髪が伸びたときも兄に髪を切ってもらい、お金を浮かせようとするほどのずぼらっぷり。母親と一緒に服屋に買い物に行くと、服の値段をゲームの値段で換算し、「外に出ないから服を買う必要がない」と言って駄々をこねてきます。
一方、兄の守は高校を卒業したあと世界を放浪しながらフリーターとして過ごし、やっぱり我が家が一番だという結論に至ってニートとなった、自覚的ニート。友達と遊んだり家に呼んだりするなど、一見普通の青年ですが、働いていません。
そんな2人の自堕落な日常に、周りの人はなんだか不思議と癒されてしまいます。
お隣の倉木はブラック企業に勤める会社員で、不眠症に悩んでいましたが、眠る時間になると2人がゲームをする笑い声が聞こえてきて安心して寝ることができるようになりました。働かない兄妹の将来を心配に思っている2人の父親は、一緒にゲームで遊んでくれたり夕飯を作ってくれる2人を愛しく思います。
世間には顔向けできない2人ですが、そんな2人を取り巻く人々は優しく見守ってくれています。果たして2人は「働ける」ようになるのか。2017年1月現在ではまだ連載中なのでラストが楽しみな作品です。
『働かないふたり』の作品に関しては<漫画『働かないふたり』はニートなのになぜ幸せそうなのか【ネタバレ注意】>で詳しく紹介しています。
- 著者
- 安藤 ゆき
- 出版日
- 2015-07-24
眼鏡をかけていて真面目な様子、いかにも好青年な町田くん。しかし成績は中の下、運動神経も微妙、自分には秀でたところがないと思っている町田くん。でも実は周りのみんなにとても愛されている、そんな町田くんの世界とは……⁇
タイトルが『町田くんの世界』というくらいですから、物凄い世界を持った青年が登場するのかと思いきや、全くもって普通です。しかしそれは悪い意味ではありませんよ!良い意味で普通なんです。眼鏡を掛けたいかにも好青年な雰囲気を持つ町田くんは、成績優秀な訳でもない、運動神経抜群でもない、何か特技があるわけでもありません。
しかし町田くんの、人が大好きで人との関係を大事にするという姿が非常に良いんです。不器用だけれど、自分と人との関わりをとても大事にしていて、自分に関わる全ての人を決してないがしろにしない町田くん。他の誰も気に留めないようなことでもいち早く気がつく彼だからこそ周りの人にも愛されるのです。
彼と話すと優しい気持ちになれる、ほんわか温かい気持ちになれる、そんな空気を簡単に作ってくれるという、それこそ本当に素晴らしい才能を持っている町田くん。彼の世界は本当に愛情で溢れています。読めば読むほど町田くんの魅力にどっぷりはまってしまい、町田くんが好きで好きでたまらなくなります。
心の栄養チャージするのに最適なこちらの作品。町田くんの不思議な魅力に、誰が読んでも大満足すること間違いなしです。
『町田くんの世界』の作品に関しては<漫画『町田くんの世界』の神対応を最終回まで全巻ネタバレ紹介!【映画化】>で詳しく紹介しています。
- 著者
- 高津 カリノ
- 出版日
- 2005-11-25
北海道のファミリーレストラン「ワグナリア」を舞台にしたアルバイト店員たちのラブコメディです。主人公の小鳥遊宗太は、幼女と見間違えるほどに小さくてかわいい種島ぽぷらにアルバイトに誘われ、「ワグナリア」で働くことになります。しかしそこには一癖の二癖もあるような問題店員ばかりの店でした…。
この作品はなんといってもキャラクターの個性が強いです。ヤンキー上がりの店長や帯刀しているチーフ、店員全員の秘密を握ってかげで操る青年、男性を見ると殴りかかる少女、ファミレスに住み着いている少女など。アクの強いキャラが大勢登場します。常識のある大人はわずかしかいないんじゃないでしょうか。
主人公の宗太もちょっと変わっていて、異常なまでに小さいものが好きなんです。アルバイトを始めたのも、ぽぷらがかわいかったからという不純な動機からなので、仕事よりもぽぷらを優先している節があります。
そんなおかしなキャラたちが繰り広げる複雑な恋愛模様も楽しめます。佐藤と八千代、宗太とまひるは、ラストではどうなってしまうのか…。
恋愛ばっかりで、仕事しろよと思わずツッコミを入れたくなるような内容ですが、ニヤニヤしながら楽しんでいただければ幸いです。作者の高津カリノ先生はお仕事マンガを得意としていて、なかでも市役所をテーマにした『サーバント×サービス』はオススメの作品。よければこちらもチェックしてみてください。
『WORKING!!』の作品に関しては<単行本版『WORKING!!』が無料!ファミレス日常漫画が面白すぎる件>で詳しく説明しています。
- 著者
- ヨシノ サツキ
- 出版日
- 2009-07-22
若き書道家が島でののんびりとした生活を通して、人とのつながりや田舎の暮らしについて学んでいくストーリーです。
書道界のホープ「半田清舟」は書道展で自分の作品を酷評した館長を殴ってしまい、父親によって長崎県の五島に飛ばされます。そこで出会った島の子ども「なる」や島民たちとの関わりによって清舟は自分の書を成長させていきます。
このマンガは都会で育った清舟が島での生活で様々なジェネレーションギャップを感じるところが面白いです。薪のお風呂や1つしかない公衆電話など、島での生活は困難の連続です。清舟の住むことになった家は電気しか通っていないので、台風で停電したときはネットが使えなくなり、仕事ができなくなりました。清舟にとって本当の意味での田舎暮らしが始まり面白かったです。
都会では人との関わりを避けていた清舟が、なるや美和、タマやヒロシといった、閉ざされた島の中で精一杯生きる子どもたちとの出会いを通して「人間として欠けている部分」を見つけることができるようになります。
特になるは小さい子ども特有の無邪気さでいつも清舟の心の支えとなっていましたが、一方で両親の不在という闇も抱えていました。なるのために何かしたいと思った清舟は自分の進む道について真剣に考えはじめます。
田舎特有のほっこりとした空気が癒しを与えてくれます。思わず涙が出てしまうようなエピソードもあり、日常の疲れを忘れさせてくれる作品です。
『ばらかもん』の作品に関しては<漫画『ばらかもん』の優しい人々に癒される!最新15巻の魅力ネタバレ紹介!>で詳しく紹介しています。
- 著者
- 東村 アキコ
- 出版日
- 2015-09-11
- 著者
- あらゐ けいいち
- 出版日
- 2007-07-26
- 著者
- 石塚 千尋
- 出版日
- 2013-12-09
15歳で家を出なければならないという魔女のしきたりから地元の横浜を離れ、一人前になるまで青森県弘前市で居候することになった見習い魔女の真琴。そこに住む又従兄弟の圭や千夏、同級生から精霊などの不思議な存在まで様々な他者との関わり合いを描いた日常系漫画です。
本作は絵の間合いに癒される漫画です。真琴が弘前市に降り立った場面から言葉のない風景の描写が美しく、その独特な空気感に一気に引き込まれます。自然の美しさに主眼を置いたものではなく、田舎に住む人々の暮らしの息遣いが伝わってくる描写がです。地方出身の人や人の少ない田舎を旅したことのある人なら誰しもその優しい空気感に肌で共感できるのではないでしょうか。
そしてそんなゆったりとした空気感にところどころはさまれるのがシュールな展開やギャグ。例えば初めて真琴の魔法が見られるホームセンターでのシーン。彼女はほうきを見定め、何も言わずにふわりと宙に浮かびます。一緒に買い物に来ていた千夏は仰天。そんなことおかまいなしに真琴は「うーんやっぱり竹だとクセが強いですね」とそのまま買い物を続けるのです。こんなつかみどころがないような、でもどこか懐かしいようなゆったりとした空気感が癖になる作品です。
『ふらいんぐうぃっち』の作品に関しては<『ふらいんぐうぃっち』可愛すぎ!人気の理由をまとめてみた>で詳しく紹介しています。
- 著者
- セイ
- 出版日
- 2015-10-10
ゲーマーの大学生タクオに食いしん坊の女子高生マヨ、無表情だけどとても優しいほのめの三兄弟がいる明河原家。そこにマヨの同級生のケイやしおり、しおりの兄でタクオの友人のコウが加わり、ゆるーい日常が送られていきます。
本作の魅力はなんてことない日常で、特に設定が凝っている訳でもないのに登城人物たちのキャラが立っていることです。特にマヨとしおりの食いしん坊コンビは特に可愛らしい!ふたりとも丸顔で描かれており、食べ物を食べる時は口いっぱいに食べ物を詰め込むのでハムスターのようになってしまいます。
また、しおりはおいしいものを食べると「〜はしおりを天国につれてってくれるね」という端的で可愛すぎる食レポも披露してくれます。食べる効果音が「もいもい」という謎のものなのですが、パステル家族ワールドではなぜかそれがしっくり来るのです。
この他にも捨て猫だったアーニー(にゃんごろげとも呼ばれています)や脇役の濃すぎるキャラのおじさんたちなどサブキャラも魅力的。全部の話が誰も傷つけない優しい展開なので安心して読めるおすすめの日常系漫画です。
『パステル家族』の作品に関しては<『パステル家族』は当初そこまで人気なし?癒し漫画の面白さをキャラから紹介>で詳しく紹介しています。
- 著者
- 時計野 はり
- 出版日
- 2010-04-30
突然の飛行機事故で両親を亡くした中学3年生の鹿島竜一と、まだ幼稚園に通う幼い弟の虎太郎。そんな時、同じ飛行機事故で息子夫婦を亡くしたという、ある学園の理事長が後見人に申し出てくれたのですが、その代わりに学園内でベビーシッターとして働くことになるのです。
働かざるもの食うべからず、という精神の理事長は、世の中ギブアンドテイクだと、竜一に学園内の保育ルームでの仕事を言い渡します。突然のことに戸惑いますが、幼い弟・虎太郎の世話をしていたという経験から頑張ってみようと決意する竜一。そんな両親の突然の事故死から、いきなり始まるベビーシッター生活に奮闘する様子が描かれているのがこちらの作品です。
竜一と子供達がやりとりする時の可愛らしさはもちろんのこと、それに加えて学園にいる生徒、子供たちの保護者、そして子供たちなど、様々な人との関わり合いの中でいろいろ学び成長する竜一の姿をつい応援してしまい、引き込まれます。そして時計野はりが描く、この保育ルームの子供たちの可愛らしい描写にも注目ですよ!子供たちらしい行動や喋り方など、ついつい頬が緩んでしまうほどに愛らしい描写は物凄く癒されます。
気軽に手にとって読んでみても後悔しない、癒され度の高いこちらの作品。竜一と子供たちの日常に気分はほんわか、物語の雰囲気に和まされるので疲れている時こそオススメですよ。
『学園ベビーシッターズ』の作品に関しては<無料で読める漫画『学園ベビーシッターズ』の魅力を全巻ネタバレ紹介!>で詳しく説明しています。
- 著者
- 藤谷 陽子
- 出版日
- 2012-01-21
毎日をなんとなく過ごしていた高校生の光路が出会ったのは、動物やあらゆる物の声を聞くことができる大地という少年でした。その少年のことを気にしないようにと思ってもどうしても気になってしまう光路。その理由とは一体⁈
友達と楽しく遊んだり女の子にちょっかいを出してみたり、毎日をそれなりに楽しく過ごしていた光路ですが、公園で出会った少年・大地のことが気になり後日再び彼に会いに行きます。まるで物の気持ちが分かっていて、物の代わりに代弁するかのような素振りや発言をする謎の少年。そんな大地という少年が気になってしょうがない光路なのですが、実は光路自身も小さいころに大地と同じ力を持っていたのです。
幼い頃に、この不思議な力のせいで親から拒絶されたという悲しい過去を持つ光路。その過去のために大地との距離が近づいていく事に戸惑いを隠せません。しかし温かい家庭で暮らす大地や大地の母・千種の存在のおかげで、自分と向き合うことに決めた光路ですが、そんな時に失ったと思った不思議な力が再び戻ってくるのです。
物や動物の声が聞こえるということで、様々なことに悩み成長していく様子が描かれたこの作品。自分自身に戸惑いがあった光路が少年と出会うことで、いろいろな事を受け入れるようになっていくという、心の成長過程が優しい描写で描かれています。ゆっくりと流れる時間の中での2人のやりとりにほっこりさせられる、優しいストーリーをぜひご覧ください。
- 著者
- 斉藤 倫
- 出版日
- 2014-05-23
どうしてなのかは分からないけれど、なぜか生き物や動物に好かれる子っていますよね。今回ご紹介する作品は、そんな中でも超がつくほど動物に懐かれてしまう女の子が登場する話です。可愛いものが大好きな彼女ですが、実は動物がちょっと苦手だったり……⁈
女子高生の雨野なずなは、本物の動物はちょっぴり苦手なのになぜか動物に物凄く懐かれてしまう女の子。ある日、ボロボロで死にかけてる犬を拾い、七宝動物診療所に駆け込むのですが、そこに勤める獣医の二丸先生に「飼い主を探してこい」と言われるのです。その犬のために必死で飼い主を探し、ようやく見つけたと思ったら、そこには既に新しい犬を連れている飼い主の姿があったのです。
この悲しい出来事をきっかけに、動物に懐かれるという特異体質を生かして七宝動物診療所で働くことになったなずな。そこには幸せなだけではない、いろいろ複雑な事情を抱えるペットや飼い主が存在することを知るのです。そんな小さな動物の命を救う診療所で起こる出来事や日常のリアルが描かれているのがこちらの作品。
ペットを飼うことは幸せな事ではあるけれど簡単ではないという事、そして命の大切さや、人と動物がどのように向き合っていくのかなどの様々なテーマについて、いろいろな事を考えさせられる漫画です。これからペットを飼いたいと思っている方、今ペットを飼っている方、全ての方に読んでもらいたい心に響く話です。
- 著者
- 前田 とも
- 出版日
- 2012-03-22
古いもの、大事にされてきたモノ、そのようなモノの中には時々「カミ」のようなものが宿っているのです。ガラクタが好きで可愛く感じてしまう高校生の男の子・塚原八尋。そんな彼とモノのカミとの日常を描いた作品です。
ガラクタが大好きで、ガラクタ収集癖がある八尋。彼は、他の人には見えない、古いものや大事にされていたモノに宿るカミさまが見えるという特殊体質をもっているのです。誰かの大切にしていたモノや古いものを集めては持ち帰る八尋の部屋には、カミがたくさん!誰にも知られずモノのカミと楽しく暮らす八尋なのです。
この八尋の持ち帰ったモノのカミが物凄く可愛くてたまらないのがこの作品の魅力の1つ。とにかく女の子が好きそうなメルヘンチックな姿のカミがたくさんいますよ。そしてこの作品の面白い所はそれだけではありません。
ある日、様子がおかしい隣の組の田川という生徒を追い、お化けが出ると言われる旧体育館に行った八尋は、「じゃのめ」という謎のカミに田川に関わらないように警告されます。その理由は、田川がカミ憑きといってカミに取り憑かれていること。楽しいカミとの生活の中に突如訪れる不穏な出来事に果たして八尋はどうなってしまうのかという点も、このストーリーの注目すべき面白いところです。
ほのぼのとした日常、癒しの日々、そしてちょっぴりシリアスなこの漫画。なんだか不思議な雰囲気を持つこの作品を是非読んでみてください。可愛らしいカミがたくさん登場するので、そこにも注目ですよ。
- 著者
- 山内 泰延
- 出版日
- 2010-02-22
いじられ役のタダクニ、無表情の眼鏡ヒデクニ、基本ノリにはのるヨシタケ。彼ら3人の男子高校生が誰しも学生時代に考えたことのあるようなくだらない話を真剣にするというストーリーです。
本作はテーマのチョイスとギャグの間合いが絶妙な作品。女子のスカートって履いたらどんな感じなの、彼女ってどうやったらできんのと言いう男子ならではの素朴な疑問から、中二病に関してや女の子とぬけがけしてる奴への制裁など、あるあるネタが盛りだくさん。そしてそんなくだらないことに全力でぶつかるのが面白い。みんな顔がマジなのです。
これこそまさに青春ではないでしょうか。物語のような劇的な急展開や電撃の恋などなかなかないもの。じゃぁどうやって日常を面白くするのか、ということに一生懸命な彼らはまっすぐなエネルギーがあります。ただし、しつこいようですが、本当にくだらない。でもそこがいい。熱量がありながらも肩の力が抜けており、彼らの若さに癒されながらリフレッシュできる作品です。
『男子高校生の日常』の作品に関しては<漫画『男子高校生の日常』が無料!アニメ、映画化の人気の訳はキャラにあり?>で詳しく紹介しています。
日常系というジャンルは今やメジャーなものとなったので、その内容は多岐にわたりますが、やはりキャラクターの生活にほっこりと癒されるモノが主流なのではないでしょうか。笑いあり涙ありのありふれた日常ストーリーをぜひお楽しみください。