7.ビタミンの吸収には脂肪が必要
私たちは脂溶性ビタミンA,D,E,Kの吸収のために毎日30gの脂肪を必要とし、またそれらのビタミンを高脂質の食品から摂取しています。植物油はビタミンEにとって重要であり、油の多い魚はビタミンBにとって最高の食材です。そして、野菜に少量の油を垂らすことでカロテン(プロビタミンA)の吸収をよりよくします。
8.血中コレステロールの多大な影響
人の血中コレステロールの平均値は、冠動脈心疾患のリスクを決定する主要な要因です。試験データが示している通り、飽和脂肪酸を多価不飽和脂肪酸に置き換えると血中コレステロールが下がり、死亡率ではないですが病気になる要因を減らします。近ごろ高いコレステロールはスタチンの投与によってより効果的に治療ができますが、一般的にはコレステロール値を下げることが目標とされています。
9.全ての飽和脂肪がダメなわけではない
全ての飽和脂肪がコレステロール値を高くするわけではありません。コレステロール値の増加効果は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸(パーム油に見られる)に限られます。これらは炭水化物(全ての種類のでんぷんと砂糖を含む)や不飽和脂肪酸に比べて、低濃度リプロプロテイン(悪玉)コレステロール(LDL-C)の効果を高いものから順に増加させます。
一般的に、飽和脂肪酸を不飽和脂肪(オリーブや菜種)の豊富な油や多価不飽和脂肪酸(大豆やひまわりの種油)に置き換えコレステロール値を低下させることは、炭水化物を控えることよりもより効果的です。
Photo:(C)WENN / Zeta Image
Text:(C)The Independent / Zeta Image